エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:海野 忍、以下NTTコムウェア)は、ソフトウェア資産管理(SAM*1)プロセスを円滑にする端末管理ソフトウェアの「AdminITy ver.5.2」を、2012年10月10日より提供開始します。
また同時に、「AdminITy ver.5.2」を「SmartCloud」のラインナップに加えました。
【背景】
ライセンス不正使用の発覚や、ITコストの削減要求などにより、ソフトウェア資産管理が注目されています。
「SmartCloud AdminITy ver.5.2」はSAMAC ソフトウェア資産管理基準*2に沿ったソフトウェア資産管理プロセスを支援します。ソフトウェア資産管理を厳密に行うことにより、ライセンス監査対応、ライセンスコストの削減などをはじめ、IT資産全体の最適化を実現します。
【主な特長】
AdminITy ver.5.1で現在提供しているソフトウェア辞書機能に加え、以下の機能を強化しました。
(1)ソフトウェア資産管理台帳機能による記録保持
- ライセンス、ソフトウェア媒体、利用ソフトウェア、ハードウェアの各管理台帳の記録・管理機能を追加し、ソフトウェア資産を厳密に管理
(2)アラート機能による差異発生時の検知
- ソフトウェアやハードウェアの利用実態を常時モニタリング。管理台帳と利用実態に差異が発生時のアラート一覧表示やメール通知により、ソフトウェア不正利用を防止し、無駄なライセンスコストを削減
(3)データベースによる迅速な監査対応
- 監査に必要となるソフトウェア管理の証跡として、台帳記録と利用実態をデータベースに格納。急な監査依頼に対しても迅速な対応が可能
【参考価格】
1台:2,800円(税別 )/年(全機能、50ライセンスの時)
NTTコムウェアは、企業のIT資産に関わる情報(PC、ソフトウェア、パッチ適用状況、リース・保守契約状況等)を収集し、分析・制御できるソフトウェアの「SmartCloud AdminITy」を「SmartCloud」の各商品と合わせ、ソリューションを拡大し、お客様の経営課題を解決いたします。
「SmartCloud AdminITy」はNTTグループ各社はじめ、多くの導入実績を有します。
AdminITyサイト
【用語解説】
- SAM:Software Asset Management。組織内のソフトウェア資産について、ライフサイクル全般にわたり管理する仕組み。
- SAMAC ソフトウェア資産管理基準:SAMACとは、企業や公共団体等の組織においてソフトウェア資産管理がどの程度導入されているかを評価(成熟度評価)するための事業等を行う一般社団法人。ソフトウェア資産管理基準は、SAMACがISO/IEC19770等に基づき実施すべきソフトウェア資産管理の内容を具体的に定めたもの。
※ 「AdminITy」はNTTコムウェア株式会社の登録商標です。
※ 「SmartCloud(スマートクラウド)」はNTTコムウェア株式会社の登録商標です。
※ その他、記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。