エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:海野 忍、以下NTTコムウェア)は、ストレージ提供サービス「SmartCloudストレージ」のサービス内容と価格を改定し、2012年11月13日より新たにサービスの提供を開始いたします。
NTTコムウェアは、基幹システムの大容量データを安全なデータセンターに安価に預けたいといったお客様からのご要望に応えるため、これまでの10GB単位での提供方法を、500GB単位に変更し、サービス基盤を見直すことで、当社従来比で価格を最大50%低減しました。これにより、お客様は事業継続のためのバックアップ対策などを安価に実現することができます。
(1)改定内容について
今回の改定による変更点は以下の通りです。
従来 | 改訂後 | |
---|---|---|
基本容量 | 10GByte | 500GByte |
拡張単位 | 10GByte/ボリューム単位※1 | 500GByte単位/テナント単位※2 |
スナップショット機能 [オプション]※3 |
契約容量とは別に一定容量のスナップショット領域を確保し、提供。 | 契約容量内にて提供。 お客様にてスナップショット領域の割合を設定可能。 |
月額利用料(販売価格) | 1,530円(税別)/10GByte (参考:76,500円(税別)/500Byte) ※初期費用は別途要 |
37,500円(税別)/500GByte ※初期費用は別途要 |
注1: 現在すでに「SmartCloudストレージ」サービス(10GB単位)をご利用いただいており、継続利用をご希望のお客様は、現在の契約内容にて、引き続きご利用いただけます。
(2)SmartCloud ストレージの特長
「SmartCloudストレージ」は、耐災性、セキュリティーを備えたNTTコムウェアの国内データセンターで提供するクラウド型ストレージのサービスです。最大10世代まで可能なスナップショットの取得や、東日本・西日本エリア間での遠隔バックアップの実現を可能にし、より確実にお客様の大切なデータを守ることができます。
自社で物品調達からシステム構築する場合と比べて、短期間かつ初期費用を抑えて導入できるため、お客様は迅速にBCP※4 対策が行えると共に、TCO※5を削減することができます。
【用語解説】
- ボリューム:ストレージ上で論理的に分割されたデータ保存領域のこと。
- テナント:お客様ごとに分割された仮想ストレージのことで、アクセスするためのネットワーク設定と複数のボリュームを保持する。
- スナップショット機能:ある過去の一時点で存在した、ストレージ中にある、論理ボリューム上のデータをバックアップする機能
- BCP(Business Continuity Plan):事業継続計画
- TCO(Total Cost of Ownership):コンピュータシステムの導入、維持・管理などにかかる費用の総額
※ 「SmartCloud(スマートクラウド)」はNTTコムウェア株式会社の登録商標です。
※ その他、記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。