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報道発表

2011.12.19

省電力・排熱式データセンター(実証設備)を開所
?完全外気空調によるコスト削減とグリーン化を推進?

 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:杉本 迪雄、以下NTTコムウェア)は2011年11月、建設・運用コストを大幅に削減した省電力・排熱式データセンターの実証試験を開始し、現段階でPUE=1.1以下(*1)を達成しました。


(1)背景
 クラウドコンピューティングの利用拡大や企業活動におけるサスティナビリティの実現のため、データセンターは社会インフラとしてますます重要性が高まっており、ICTインフラコストのさらなる削減と継続的な省電力への取り組みが強く求められています。
 NTTコムウェアは、キャリアグレード(通信キャリア利用レベル)の耐災性、セキュリティー、運用と、グリーンITを追求したデータセンターサービス「SmartCloudデータセンター」を展開しており、2009年にPUE=1.3(*2)を実現しています。
 今回、さらなるコスト削減とグリーン化を実現する省電力・排熱式データセンター(実証設備)の稼動を開始しました。

(2)省電力・排熱式データセンター(実証設備)の概要
 既存建物を有効利用し、需要に応じて柔軟にデータセンターを増設できるように、ファシリティ、電力設備、空調設備、ICT機器を構成単位(PoD: Provisioning On Demand)毎に設計・構築する方式を採用し、データセンター化に伴う改修コストの大幅削減(当社従来比:45%削減)を実現しました。
 空調方式は、外気を取り込みICT機器で発生する熱を室外に排出する方式を採用することにより設備投資を抑えると同時に消費電力を当社従来比で20%削減しています。高温度対応のICT機器を採用することにより、外気温の高い場合にも冷房装置が不要なデータセンターを実現しています。
 さらに、AC/DC変換による電力損失を極力減らした方式を採用するなどの取り組みにより、現段階(*3)でPUE=1.1以下を達成しました。

(3)今後の展開
 今後は一年を通じた運用環境での検証と共に、省電力・排熱式データセンターにて、エンタープライズ向けクラウド・サービス「SmartCloud」のさらなるサービス向上に向け、ICTインフラコストの削減、データセンターのグリーン化に継続的に取り組みます。

【用語解説】
*1「PUE」:Power Usage Effectiveness。グリーン・グリッド(The Green Grid)が提唱するデータセンターの電力利用効率を示す指標で、1に近づくほど効率が良い。PUE=(データセンター全体の消費電力量)/(データセンター内のIT機器消費電力量)
*2「PUE=1.3」:東京データセンターにてPUE=1.3を実現。
*3「現段階」:実証試験中約1ヶ月半の計測値。

参考資料

SmartCloudデータセンター


* 「SmartCloud(スマートクラウド)」は、NTTコムウェア株式会社の登録商標です。

* グリーン・グリッド(The Green Grid)は、米国およびその他の国々におけるThe Green Grid Associationの商標です。

* その他、記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。


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