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報道発表

業務支援AIプラットフォームの販売開始
〜チャットボットとAIを組み合わせ、業務の効率化・生産性向上を実現〜

 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:栗島 聡、以下 NTTコムウェア)は、チャットボットを介して業務支援を行う「業務支援AIプラットフォーム*1」を5月1日から販売開始します。
 「業務支援AIプラットフォーム」は、チャットボットを介して業務サービスとAI機能、ユーザインタフェースをつなぎ、正確かつ簡潔な作業の支援と同時に、チャットの対話分析によって得られるナレッジを事業運営で有効活用していただくことを目指しています。

1.背景
 近年、働き方改革に代表されるように、企業では業務の効率化や生産性の向上が求められています。一方で、長年の業務で培われた従業員のノウハウは、組織知としての蓄積と活用が進まず、サービスレベルの維持や新規採用者のトレーニングにかかる負担などの課題が懸念されています。

2.概要
 業務支援AIプラットフォームは、セキュアな法人向けモバイルアプリケーションとして提供している当社の「シャナイン®*2」が実現するコラボレーション環境にチャットボットを配し、従業員との自然な対話を介して、作業代行やスケジュール・リマインドなどの業務支援を実現します。
 また、サービスゲートウェイとして業務サービスと接続すると共に、当社の画像認識AI「Deeptector®*3」のような認識系AIや、機械学習による分析系AI、「Communication Engine "COTOHA®"」 の自然言語処理機能など、多様なAIエンジンを装備・連携し、かつチャットボットとの対話にて収集したデータを認識・分析することで、従業員の作業環境情報を簡単に収集し、画像やテキストを統合的に活用した事業運営上のレコメンデーションを行う機能を実現します。
以上の機能によって、

  ・チャットを介した会話からノウハウを抽出してナレッジとして蓄積できる
  ・会話から抽出したノウハウをオフィス文書などのコンテンツと連動させて活用できる
  ・担当者やマネージャー、事業責任者など様々な立場の業務を支援できる

という点に特長を有します。

「業務支援AIプラットフォーム」の主な機能は以下の通りです。

①チャットボット基盤:チャットボットエンジンが業務システムやAI機能、ユーザインタフェースの間をつなぎ、データのやり取りをするサービス・オーケストレーションの実行を担います。また、スクリプト言語によってチャットボットの振る舞いを記述する開発基盤も兼ねています。

②ユーザインタフェース接続アダプタ:簡単な操作性と法人企業が求めるセキュリティ機能を有するビジネスメッセンジャー「シャナイン®TALK」、および社内のナレッジポータル「シャナイン®BOARD」や、一般的なWebブラウザなどのユーザインタフェースと接続し、チャットボットとの対話インタフェースを実現します。

③インサイト・エンジン:全文検索エンジン。デジタル化されたオフィス文書などのコンテンツ検索をはじめ、社内ヘルプデスクをチャットボットによって実現する際のFAQデータベースの検索など、企業内の様々なデジタル・データの検索に力を発揮します。

④対話効率化エンジン:チャットボットにコンテンツを探させる場合に、類似のコンテンツを探すコツを学習し、回数を重ねるごとにターゲットコンテンツの絞込みにかかる対話の回数を短縮する機能。よく問われる要求とその回答となるコンテンツの関係を、社内ナレッジとして蓄積します。

⑤関係度推定エンジン:グラフ理論に基づいてデータ間の関係性を見出す機械学習エンジン。数値などの構造化データとテキストなどの非構造化データを統合的に扱うことができます。材料と製品の需給調整や新製品を市場投入した場合のマーケット・シェア予測など、大量かつ多様なデータを統合的に分析して傾向を見出したい場合に効果的です。

<図1.業務支援AIプラットフォームの概要>
業務支援AIプラットフォーム
拡大表示



3.今後の展開

 業務支援AIプラットフォームがつなぐ、業務に役立つサービスやAI機能は順次追加予定です。
 NTTコムウェアでは、「Deeptector®」をはじめ、法人事業におけるAIの活用支援を進めてきました。今回の業務支援AIプラットフォームも合わせて、今後もさらにAIサービスの拡充を図るべく、2018年4月からAIの専門部署としてAIビジネス推進担当をビジネスインキュベーション本部に設置し、お客様の業務生産性の向上や新たな価値の創出を推進していきます。

【AI・人工知能EXPOについて】
50,000名の来場者を見込む、人工知能に特化した商談展。
会期 2018年4月4日(水)〜6日(金)<3日間>
会場 東京ビッグサイト
主催 リード エグジビション ジャパン株式会社
ホームページ (http://www.ai-expo.jp/)

【用語解説】

このページに掲載されている情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、
あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

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