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「IT優秀賞」(ニューノーマルへの対応領域)受賞について

ニュースリリース 2022.12.06

 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒岩 真人、 以下 NTTコムウェア)は、公益社団法人企業情報化協会が主催する2022年度IT賞*1 において、「IT優秀賞(ニューノーマルへの対応領域)」を文部科学省との連名で受賞しました。

IT優秀賞(ニューノーマルへの対応領域)

クラウドをフル活用したOA環境刷新により働き方改革を推進
 今回受賞の文部科学省行政情報システムは、省内ネットワーク、職員用端末、メール、ストレージ、業務支援システム等で構成される大規模な基幹システムです。NTTコムウェアが約9カ月という短期間で設計・構築・移行等実施、2022年1月にフルクラウドで刷新しました。各業務に最適なクラウドサービスを導入、それらをシームレスに連携する仕組みを構築し、中央省庁において先駆けとなるデジタルワークプレイスを実現しました。当初より文部科学省では業務改善および働き方改革を見据えて新システムの検討を進めていましたが、コロナ禍により「ニューノーマルに対応した業務環境」がより現実的なものとなりました。「どこでも仕事ができる」「IT活用による業務刷新」「BCP・セキュリティ強化」を基本方針とし、現場職員を雑務から解放して政策の企画立案など“人”にしか出来ない仕事に集中できるよう「いかにITでサポートするか」を念頭に、NTTコムウェアとともにシステムデザインを実施しました。IT担当部署だけでなく省改革推進担当や省内有志等も巻き込んだボトムアップで検討、業務プロセス見直しや職員の意識改革のため、慣習にとらわれず「あるべき姿」を追求することで、徹底したエンドユーザー目線でのシステム構築を実現しました。
 そのような取り組みにより 「約3700人の職員全員のリモートワーク実現」「省内外とのタイムリーなコミュニケーション等による業務効率化」「主要業務機能のクラウド化による災害時等の業務継続性向上」など、行政職員が新しい働き方を実現できる仕組みを構築したことが評価されIT優秀賞(ニューノーマルへの対応領域)を受賞しました。

 NTTコムウェアは、このたびの文部科学省行政情報システムのデザイン、導入支援や運用保守をはじめ、今後もさまざまな領域でソフトウェア技術力を活かし、デジタル技術を活用した社会的課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

*1:IT賞は、日本の産業界ならびに行政機関などの業務における事業創造、効果的ビジネスモデルの構築・促進、生産性向上等、“ITを高度に活用したビジネス革新”に顕著な努力を払い成果を挙げたと認めうる企業、団体、機関および個人に対して、公益社団法人企業情報化協会が授与するものです。

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