NTT

アライドテレシス、NTTコムウェア
フィールドワーク向け点群データ活用ソリューションにおいて
企業向け5G対応ルーター、5G MECに求められる安定動作を確認

ニュースリリース 2023.06.14


アライドテレシス株式会社
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社


 アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ、以下 アライドテレシス)とエヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社 東京都港区、代表取締役社長 黒岩 真人、以下 NTTコムウェア)は、5G MECに対応したフィールドワーク向け点群データ活用ソリューションにむけた動作検証を実施しました。
 アライドテレシスの企業向け5Gネットワーク接続対応ルーター「AT-AR4050S-5G」を用い、NTTドコモとNTTコミュニケーションズが連携して提供する「docomo MEC™」(以下、docomo MEC)環境に構築したスプラッシュトップのリモートデスクトップサービス「Splashtop On-Prem」へ接続、フィールドとオフィス双方から点群データなど大容量データを円滑に処理できることを確認しました。



■背景と検証結果
 働き方の多様化は進み、オフィスやリモートワーク先と建設現場や工場などのフィールドの間で、円滑かつ安全にデータをやり取りするニーズが高まっています。今回の検証では、現場で3Dレーザースキャナーにより取得した点群データについて、5G MECを活用し、オフィスとフィールドの双方から3Dモデルのシミュレーションを行う高負荷データ処理業務の実現性を確認しました。

■検証の詳細
 今回の接続検証において、オフィス内のLANにつながる仮想デスクトップPCから「MECダイレクト®」(以下 MECダイレクト)を経由し、「docomo MEC」環境上の点群データアプリ(※)を高速・低遅延で安定的に操作可能であることが確認できました。(図中①青色矢印)
※NTTコミュニケーションズが提供する点群データ活用ソリューション「Field Simulator®」
 Windows標準のリモートデスクトップと比較し、Splashtop On-Prem経由の操作感は遅延もなく良好であり、発色が鮮明となることを確認できました。また、同じ動画を再生し比較し、同一フレームレートではデータ転送量はリモートデスクトップの約半分であることを確認しました。



 また、「MECダイレクト」to 「MECダイレクト」で遠隔デバイスとの間でも高画質の映像がリアルタイムで正常に配信されること、点群データアプリを高速・低遅延で安定的に長時間、同時操作ができることが確認できました。(図中②赤色矢印)
 このようにフィールドとオフィスを想定したリモートでの点群データの同時確認が可能になることによって、現場状況の把握や現場作業のシミュレーションへの活用など様々なシーンでの実現が期待できます。

 アライドテレシスとNTTコムウェアは、今後も5Gを始めとする通信環境や様々なIoTデバイスとの相互接続性の検証を実施していきます。


活用事例イメージ


注)「docomo MEC」は株式会社NTTドコモの商標です。「MECダイレクト」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
注)「Field Simulator」はNTTコミュニケーションズ株式会社の登録商標です。
注)その他、記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。
注)記載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、記載されている計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。


docomo MECの詳細についてはこちら
https://www.mec.docomo.ne.jp/
AT-AR4050S-5Gの詳細についてはこちら
https://www.allied-telesis.co.jp/products/list/router/ar3050s_ar4050s/catalog.html
本ソリューションの申込・問合せはこちら
https://dbm.smt.docomo.ne.jp/corpbiz/bizinquiry_input.html

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