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― 大胆な発想ですね。三成の生きていた時代は、国という概念が新しく確立されて変化していく時です。まさしく、信長、秀吉、家康の時代ですね。

やはりこの3人の天下人は、空気の変化を感じるとともに、自分が時代を変えていくという意識があったでしょう。日本をどうするか、というポリシーをしっかりと持っていたわけです。それを端的に表しているのが、例のホトトギスの逸話。鳴かないホトトギスをどうしますか、と聞かれて、信長は「殺してしまえ」、秀吉は「鳴かせてみよう」、家康は「待とう」とこう言うのですね。これは、3人の天下人それぞれの目指すところとも言えます。

信長が殺せといっているのは、それまでの室町時代の、足利将軍家が独裁的に支配する日本です。信長は、民の国を作るために尽力しない、つまり「鳴かない」ホトトギスは殺してしまえ、となって足利幕府を滅ぼしにかかります。
信長の荒療治を経て、一応の天下統一が図られた後、秀吉が新しい価値観新社会の創造、建設ということに少しずつ着手しています。民の衣食住に、文化という付加価値を加えて、生活を豊潤なものにすると同時に、消費生活にも結びつけ、雇用の創出、経済の成長につなげようとしたのです。
秀吉は、信長が既存勢力を壊した上に、新しい国を建設するのがミッションだったのです。つまり鳴かないものなら、鳴かせましょう、作りましょう、無から有を生みましょう、ということなのです。
家康は、秀吉が築いたその基礎を、長期維持管理していかなくてはなりません。世界史にも260年の間、戦もなく平和な時代が続いたという例はありませんから、大成功しましたね。それぞれが時代を見て、それぞれの時代に適した対応をしている。同じことをしていません。

― ホトトギスの逸話が、単にそれぞれの武将の気質を表すものではなく、変化する時代への対応の仕方と見ると、とても示唆に富んでいます。時代の空気を見る時に大切なのは、情報収集と、それを照らして最適な動きを判断する自らのポリシーなのですね。

~ 今回の童門さんへの取材を通じて ~

全く新しい価値の象徴である千利休に出会った時の、信長の感度の高さには驚きます。戦いに明け暮れていたと思いがちな戦国時代ですが、優れたリーダは、有能な人材を生かすとともに、様々な情報を収拾し、時代の変化を捉えて対応する努力を惜しまないということでしょう。次回は、「戦術としてのコラボレーション」と題してお話を伺います。

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