世界の人々が、将来にわたり先進的で快適な生活を送ることができる社会を実現するため、ICTを積極活用したイノベーション を推進し、誰もが享受できるサステナブルな社会インフラを実現することはグローバルな課題です。特に企業には、そのようなイノベーションのサイクルに積極的に貢献することが期待されています。
NTTコムウェアグループは、ICTが日常生活で担う役割の高まりを受け、社会の安定した発展に貢献するソリューションの開発や提供を重要なミッションと位置づけ、高い技術力と現場におけるノウハウの蓄積を続けてきました。ドコモグループとしてのビジネスの展開を通じてさらなるイノベーションの可能性が生まれており、NTTコムウェアのソフトウェアの技術力でグループ連携したサービス開発を加速し、社会に新たな価値を提案していきます。
NTTコムウェアは、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、環境省の推進する「デコ活」へ参画。2023年7月には、官民連携協議会の活動を通じ「従業員参加型エコアクションチャレンジ(ONE TEAM CHALLENGE)」を企画し、13社1千人以上の参加者とともにこの活動を推進しました。また、本施策では、企業間でのCO2削減量・アクション数の横断的な相対比較を可能にする分析ソリューションの開発を担い、システムの面でも脱炭素社会の実現に向けて貢献しています。
この取り組みを行っているスマートシティソリューションブランド「GreenUs®」では、ヒト・モノ・環境に関するさまざまなデータの収集・分析を実施。そのデータの利活用は、街区の運用効率向上など経済的価値を提供するだけでなく、環境負荷低減など社会的価値の提供も可能としています。今後もより多彩な価値を生み出し、利便性のその先に社会課題の解決に取り組んでいきます。
「CollaboWorkSolution®」は、NTTグループが取り組む「Well-beingの最大化」に向けて、現場で働く人びと(フロントラインワーカー)の業務支援、働きやすさ、DXを支援するサービスブランドです。
現在は、通信建設工事を行う現場向けに「フィールドコラボ®」、建設施工現場向けに「ゼネコンコラボ®」、製造工場向けに「プラントコラボ®」、の3つのサービスにより構成されています。
提供する「視点共有」の機能では、ボタンタップ1つで関係者とのビデオコミュニケーションをタイムリーに始めることができます。ほかにも、NTTコミュニケーションズの「coomonita」などのクラウドカメラとも連携しています。このように、現場と本社をつなぎ、関係者の移動を減らし場所に縛られない効率的な働き方を実現するなど、CollaboWorkSolution®は現場で働く人のWellbeingの実現に向けて取り組んでいます。
その他、活動報告はこちらをご覧ください。
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