COMWARE PLUS プラス・サムシングを大切なお客さまへ

メールマガジンのご登録

快適なビデオ会議環境へ、なければスマホの付属イヤホンでも?

 新型コロナウイルスの影響でテレワークが浸透し、TeamsやZoom、WebEX、Remoなどでビデオ会議や音声チャットをする機会が増えてきた。ノートパソコンについているWebカメラ、マイク、スピーカーを初めて活用したという人も多いのではないだろうか。

 しかし、相手側の音声が良く聞こえなかったり、自分の音声が相手側に思うように聞き取ってもらえなかったりという経験をした人も多いはずだ。パソコン搭載のスピーカーは出力が小さく音質があまりよくなかったり、マイクと口元の間が離れているために音声を十分拾ってくれないことがあるからだ。ビジネスの話をするのなら、そうしたトラブルは避けたい。
 この問題解決に役立つのがヘッドセットと呼ばれる機器だ。ヘッドホンとマイクを組み合わせた機器で、相手側の音声を耳元で聞くことができ、口元のマイクで自分の音声をしっかり拾って相手に届けてくれる。

 接続方法で分けると、パソコンの音声入出力に接続するタイプ、USB接続するタイプ、ワイヤレスタイプがある。接続が簡単なのはUSB接続タイプだ。ロジクール「H390」はUSB接続タイプのヘッドセットで、マイクには、周囲の雑音を最小限に抑えるノイズキャンセリング機能が搭載されている。たとえばビデオ通話をするとき、静かな場所では問題なくても、周囲に家族がいるとそのしゃべり声や生活音によって自分の音声を上手く拾ってくれないことがある。ノイズキャンセリング機能付きマイクはそうした場面で役立つ。

251_img01.jpg

ロジクール「H390」。ノイズキャンセリング機能付きマイクを搭載する。ケーブルの途中にあるリモコンでボリューム調整やマイクのミュートができる

 ワイヤレスタイプにはBluetooth接続のものと、2.4GHz帯の無線を使ったものとがある。マイクロソフト「Surface Headphones」は、Bluetooth接続の製品だ。スピーカー部分にアクティブノイズキャンセリング機能を搭載するので、周囲の騒音が大きい環境でも相手側の音声を聞き逃さなくて済む。ノイズキャンセリング効果の強弱を調整でき、周囲の音をマイクで取り込む外音取り込みもできるので、たとえば仕事中に子供が話しかけてきても、頭から外すことなく聞き取って対応できる。

251_img02.jpg

マイクロソフト「Surface Headphones」。イヤーカップ部分でボリュームやミュート、ノイズキャンセリング効果の調整などの操作ができる

 こうしたUSB接続やワイヤレス接続のヘッドセットは、他にも多数ある。価格帯は幅広く、ビジネス向けのものなら数千円で購入できるが、テレワーク需要の急激な増加で2020年4月現在、入手困難な状況が続いている。代用品になるのは、ゲーミング用のヘッドセットだ。パソコンでオンラインゲームなどをするときに、一緒にプレイしている他のユーザーと会話をしたり、あるいはゲームの中で忍び寄る敵の音を聞き分けたりといった用途で使われる。ビジネス向けのものに比べて外観が派手な製品が多いが、使い方は同じだ。

 ゲーミング用ヘッドセットも入手困難なら、スマートフォン付属のイヤホンを使うのがいいだろう。スマートフォン付属のイヤホンには、通話用のマイクがついていて、ヘッドセットとして利用できる。3.5㎜ミニプラグが付いていることがほとんどなので、これをパソコンの音声入出力端子(ヘッドセット端子)に取り付ける。マイクはケーブルの途中についているリモコン部分に内蔵されていて、小さい穴が開いていることが多い。使用するときは音声を拾いやすいように、その穴を口元に近づけて会話する。

カメラがないパソコンにはWebカメラ

 カメラやマイクがついていないパソコンでは、マイク内蔵のWebカメラを追加する。これも入手困難な状況が続いている。お互いの顔を見てコミュニケーションをとる方がよりスムーズになる場面もあるので、できるなら入手したい。

251_img03.jpg

エレコムのWebカメラ「UCAM-C750FBBK」。500万画素のマイク内蔵Webカメラ。ノートパソコンやデスクトップパソコンのディスプレーに取り付けられ、平面にも設置できるスタンドがついている

拡張性を高めるUSBハブ

 最近は、薄型で拡張端子の数が少ないノートパソコンが増えている。そこに自宅のテレワーク境を改善するため、ヘッドセット、Webカメラ、マウス、キーボードなどを次々接続していくと、USBポートが足りなくなってしまうことがあるだろう。そんな場合に有効なのがUSBハブだ。特にUSB Type-Cポートのあるノートパソコンなら、そこに接続してUSBポートの数やHDMI出力などを増やせるドッキングステーションタイプのUSBハブを用意すると、拡張性を一気に高められる。

 各社から発売されており、備えている端子の種類や数はさまざまだ。自分に必要な端子が揃っているものを選びたい。たとえば有線LANを利用したいのなら、有線LANポートがついたものを、メモリーカードを読み書きしたいのなら、メモリーカードスロットのついた製品を選ぶ必要がある。大きさもさまざまだが、自宅だけでなく持ち歩いて外出先でも使いたいのなら、コンパクトな製品がいい。

 ベルキン「USB-C マルチメディアハブ」(F4U092btSGY)はUSB Type-C接続の製品で、USB Type-C、2つのUSB Type-A、SDカードスロット、HDMI出力、有線LANポートを備える。約135gと軽く、持ち運びやすい。

251_img04.jpg

ベルキン「USB-C マルチメディアハブ」。拡張端子がUSB Type-Cポートの2つしかないようなモバイルノートに取り付けて、拡張端子を増やすことができる

 急にテレワークに取り組むことになり、自宅のパソコン環境に不満を感じている人も多いだろう。使い心地のいいマウスやキーボードを取り付けて入力環境を改善し、外付けディスプレーにより見やすさを改善し、ヘッドセットやWebカメラで通話環境を改善し、拡張端子が埋まってしまったらUSBハブで拡張性を改善し、と方法はいろいろある。自宅でも集中して快適に仕事ができるように、必要な部分から改善していこう。

【 湯浅英夫/IT・家電ジャーナリスト 】

2020/04/28

この記事のPDFをダウンロードする

ビジネスに役立つ情報を メールマガジンのご登録

想像を超える未来を、協創しませんか。

スマートフォン用リンク

事例紹介

スマートフォン用リンク

エバンジェリストが語るICTの未来

スマートフォン用リンク

働き方改革

スマートフォン用リンク

ページトップへ

トップへ