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Googleドライブの安全性は高い?低い?すぐにできるリスク対策

2026.01.19

Googleドライブの安全性は高い?低い?すぐにできるリスク対策

Googleドライブの安全性は高い?低い?すぐにできるリスク対策

Googleドライブは、文書・画像などを無料で共有できるクラウドストレージサービスで、多くの方が普段から利用しているのではないでしょうか?
Googleドライブを安全に活用するためには、セキュリティ設定が欠かせません。

この記事では、Googleドライブを安全に利用するための設定方法や、注意すべきポイントをご紹介します。

01 Googleドライブの安全性について知っておこう

Googleドライブは、強固なセキュリティ機能を備えたクラウドストレージサービスです。保存時・転送時には暗号化が適用され、データは保護されますが、共有設定には注意が必要です。

ファイル共有において、閲覧者や編集者の権限を個別に指定することで、意図しない情報拡散を抑制可能です。また、Googleアカウントの2段階認証を有効化することで、不正アクセスのリスクも大幅に低減できます。

アップロードされたファイルはウイルススキャンされ、マルウェアを検出します。悪質なファイルは自動でブロックされるため、安全性が高まります。

ただし、誤設定による情報漏えいリスクには注意が必要です。

02 Googleドライブは危険?気をつけなければならないセキュリティリスク

Googleドライブの設定を誤ると、情報漏えいやセキュリティリスクにつながる可能性があります。

最も注意すべきリスクは、共有設定の誤りです。リンク共有設定を誤ると、意図しない範囲に公開される可能性があります。共有前にはアクセス権を確認し、公開範囲を見直すことが重要です。

アカウントの乗っ取りや不正アクセスのリスクも無視できません。パスワードの使い回しやフィッシング詐欺によるアカウント情報の漏えいは深刻なリスクです。2段階認証や強固なパスワード管理による対策を行いましょう。

また、マルウェア感染による被害も考えられます。巧妙に仕組まれた不正ファイルが、ドライブ経由で拡散する可能性もあります。怪しいファイルは開かず、送信者を確認したうえで、慎重に扱いましょう。

シャドーITとして会社の許可なく従業員が個人アカウントで業務ファイルを扱うと、管理者の目が届かないため、情報漏えいのリスクが増大します。

03 無料のGoogleドライブを安全に使うには?

無料のGoogleドライブを利用する際は、次のルールを守りましょう。

  • 2段階認証を設定する(スマートフォン認証や確認コードで安全性アップ)
  • 共有端末では必ずログアウトする(履歴やCookieも削除)
  • ファイル共有は「特定の人だけ」にする(権限は閲覧のみが基本)
  • 公共のフリーWi-Fiは使わない(やむを得ない場合はVPNを利用)
  • アプリは信頼できるものだけ使う(怪しいアプリは避け、不要な権限は許可しない)
  • 重要なファイルは定期的にバックアップする

2段階認証を設定すると、アカウントの乗っ取りリスクを抑えられます。ログインには、スマートフォン認証や確認コードを併用すると安心です。

共有端末からログインした後は、ログアウトし、ブラウザの履歴やCookieも削除しましょう。特に、インターネットカフェや共用PCでは、第三者に情報を見られるリスクがあります。

ファイル共有時は『特定のユーザーのみ』を基本とし、権限は閲覧に限定することが重要です。公開範囲の誤設定は、情報漏えいにつながります。

また、公共のフリーWi-Fiからのアクセスは避けましょう。やむを得ない場合は、VPNを利用し、通信を暗号化してください。

Googleドライブと連携するアプリを使うときは、信頼できるアプリかどうかを必ず確認しましょう。知らないアプリや怪しいアプリは使わないでください。また、必要のない権限(たとえば、ファイルの編集や削除など)を許可しないようにしましょう。

重要データは定期的にバックアップを取り、データ消失に備えておくことも大切です。機密性の高いファイルは、個別に暗号化してから保存・共有することで、安全性を確保できます。

04 セキュリティリスクに配慮するならGoogle Workspace!導入する5つのメリット

Google Workspaceは組織向けに提供されるクラウド型グループウェアです。これには、Googleドライブも含まれています。

Google Workspaceには、次のメリットがあります。

  • 2段階認証を強制的に設定できる
  • 外部共有の範囲を制限・制御できる
  • 不審なアクティビティを検知するアラートを設定できる
  • 一部エディションでクライアントサイド暗号化を利用できる
  • セッション時間を管理できる

Google Workspaceの有料版では、無料版よりも高度なセキュリティ機能が使えます。たとえば、管理者が2段階認証を強制できるなど、情報漏えいを防ぐ仕組みが充実しています。

また、外部共有の範囲を細かく制限できるため、誤ったファイル共有や情報漏えいの防止にも有効です。管理コンソールで取引先ドメインのみ許可する設定も可能です。

異常なダウンロード行動を検知するアラート機能により、不審なアクティビティを即時に把握できます。

Google Workspaceの一部の有料プランでは、クライアントサイド暗号化という機能が使えます。この機能を使うと、会社側で暗号化の鍵を管理できるため、より安全にファイルを守ることができます。

ユーザーのセッション時間を管理する機能も利用できます。一定時間で自動的に再認証を促すことで、不正アクセスをブロックできます。

05 Googleドライブは共有設定が肝心!安全に共有する手順

Googleドライブの安全性を確保するには、次の手順に沿って行いましょう。

  1. 共有前の確認とファイル整理
  2. 適切な権限設定と公開範囲の選択
  3. 共有後の管理と定期的な見直し

まず、共有前にはファイルやフォルダの内容を確認し、機密情報が含まれていないかチェックしましょう。フォルダを共有すると、その中のすべてのファイルと、後から追加したファイルも共有されます。必要に応じて個別に共有設定を行うことが推奨されます。

共有時には、最小限の権限設定を徹底しましょう。共有相手は必要最低限に限定し、アクセス権限は「閲覧者」を原則とします。業務上必要な場合だけ「編集者」や[閲覧者(コメント可)]を付与し、誤った権限付与を防ぎましょう。

共有後も、管理を続ける必要があります。プロジェクト終了後や担当者異動の際には、不要な共有権限を速やかに削除しましょう。Google Workspaceの管理コンソールから監査ログやアクティビティログを確認できるため、併せて活用しましょう。

06 まとめ

Googleドライブは、保存時や転送時に暗号化され、プライバシー保護機能も備えていますが、完全な安全性を保証するものではありません。共有設定ミスや不正アクセスによる情報漏えいを防ぐため、2段階認証の有効化や適切な共有設定、共有端末でのログアウトを徹底しましょう。

ビジネス利用では、強制2段階認証や外部共有制限が可能なGoogle Workspaceの導入がおすすめです。日常的なセキュリティ対策を実践することで、コストを抑えて安全にGoogleドライブを活用できます。

※Googleドライブ、Google Workspaceは、Google LLC の商標または登録商標です。