NTT

スマートシティソリューションブランド「GreenUs®」提供開始
〜デジタルデータ活用で持続可能な街区開発をめざす〜

ニュースリリース 2022.10.04


 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒岩 真人、以下 NTTコムウェア)は、持続可能な街区開発へ向け、デジタルデータ活用により環境負荷低減と街区運用効率を向上し、街区価値の向上をめざすソリューションブランド「GreenUs®(グリナス)」の提供を10月4日より開始します。

 NTTコムウェアは、NTTグループを中心とするパートナーとの協創を中心に、数年来、国内外のスマートシティプロジェクトに参画してきました。その中で培ってきたデジタルデータを活用したビル・エリアマネジメントやワークスタイル変革の実績、データマネジメントやAI実装のノウハウを束ね、ソリューションブランドとして提供します。
 GreenUsは、NTTコムウェアのオフィスビル・エリアに特化したプラットフォームサービス「Connectedx®(コネクティッドクロス)」とデジタルツイン上でデータ分析・活用を行う「Smart Data Fusion®(スマートデータフュージョン)」を中心に、街区・ビルで働く人・訪れる人や企業に向けたコミュニティ形成支援・ワークスタイル提案・環境情報提供等のデジタルサービスにより、快適性・利便性の向上や働きがいを創出し、街区の価値や魅力を高めていきます。今後は、街区での行動が、低炭素化やサステナビリティに直結するサービス等も提供していきます。また、不動産デベロッパーやゼネコンをはじめとした街区開発・運営者向けには、人々の行動や各種エネルギー・IoT設備等から得られたデジタルデータをプラットフォームに蓄積・活用することで、ビル・エリアマネジメントの環境負荷低減、エネルギーコスト削減、業務効率化・省人化や収益向上をめざすデジタルサービスを提供します。

GreenUs


 GreenUsは、「街区やビルの持続可能な価値や魅力向上につながるデジタルサービス」と、「街区やビルの開発・運営者への経済的な価値提供につながるデジタルサービス」を、同一のプラットフォーム上で双方に提供することで、デジタルデータを循環させ、持続可能な民間主導型スマートシティ・まちづくりの実現を支援します。現時点で提供するサービスは以下の通りです。

■ 街区・ビルで働く人、訪れる人向けデジタルサービス
仕事内容や生活スタイルによって「リモートワーク」と「オフィスワーク(出社)」を最適に組み合わせた多様な働き方へのニーズが高まる中、オフィスビル・街区への期待も大きく変化しています。働く人・企業にとって安心安全・快適な場であることに加え、出社時に「人に会える喜びのある場」「コミュニティ形成が体験できる場」という付加価値へのニーズも高まっており、「GreenUs」では、ビルや街区で働く人・企業が「ここで働けてよかった」と思える場づくりを支援するデジタルサービスを提供します。
  • 出社時に「人に会える喜び」が感じられる場づくり
    「地磁気」 や「ビーコンの電波」をはじめとしたセンサー関連情報を組み合わせ、オフィスビル・街区内において社員同士が互いに所在検索したり、スマホの近接情報で「自分が誰と、どのくらい一緒にいたか」をリフレクションしたりできる、日々のコミュニケーション活動の活性化につながるスマホアプリ「Connectedxデジタルオフィスコンシェルジュ」。
  • リアルなコミュニティが生まれる場づくり
    同一フロア等で働く人の顔写真やプロフィール情報をサイネージで表示、手軽に発信できるメッセージ機能をスマホアプリを組み合わせて提供することで、これまで話をしたことがない人同士でも気軽にコンタクト可能になり、共通の話題をもとにしたコミュニティ形成を促進するサービス「Connectedxデジタルコミュニティマネージャー」。
  • 安心安全・快適な場づくり
    IoTセンサや設備管理システムとの連携により、オフィスビル・街区内施設の混雑度把握、サジェストメッセージによる密の回避、一人ひとりにあわせた空調・照明制御を行うことができるスマホアプリ。
■ 街区開発・運営者向けサービス
センサ・カメラ・スマホなどのIoT機器や設備管理システムから取得・蓄積した、気温、照度、人流、設備利用状況など、さまざまな種類や形式が混在するデジタルデータを「Smart Data Fusion」等により、ビル・エリアマネジメントに必要なデータとして最適化し分析、予測します。そのデータをリアルタイムダッシュボードで可視化、サジェストメッセージサービスとして提供することで、ビル・街区開発・運営事業者の「エネルギーコスト削減・環境負荷低減」「ビル・街区運営管理業務の効率化・省人化」を支援します。今後は、プロパティマネジメント業務におけるデータドリブンなテナントリテンション等、人流データ活用により収益向上につながるサービスの展開を予定しています。

 GreenUsは今後、省エネ、環境配慮、コミュニケーション活性化、エリアの賑わい創出といった面からサービス・ラインアップを拡充するとともに、対象エリアをビル周辺エリアに拡張しエリアマネジメントへ展開していきます。
 NTTコムウェアは、ドコモグループ企業をはじめパートナー企業との連携により本ソリューションを展開、5年後の売り上げ目標50億円(累積)をめざします 。

※本ソリューションブランドの一部を2022年10月18日〜10月21日に開催されるdocomo business Forum’22に出展予定です。
【主催社サイト】 https://www.ntt.com/business/go-event.html

【GreenUs 商品ホームページ】 https://www.nttcom.co.jp/smartcity/

※ Connectedx:オフィスビル・エリアに特化したプラットフォーム・データ基盤及びスマホアプリを提供するサービス
 【商品ホームページ】 https://www.nttcom.co.jp/smartcity/connectedx/

※ Smart Data Fusion:デジタルツインでビルなどインフラ設備の管理・運用情報および、3D 情報・リアルタイム情報を収集・統合し、設備延命化、設備稼働率の向上、設備管理・投資の最適化に貢献するデータ分析・活用基盤。Webアプリケーションとして提供するサービス。
 【商品ホームページ】 https://www.nttcom.co.jp/smtech/sdf/

※ 「GreenUs」「Connectedx」「Smart Data Fusion」はNTTコムウェア株式会社の登録商標です。その他、記載されている会社名、製品 名、サービス名は、各社の商標または登録商標です。


NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、新ドコモグループとして法人事業を統合し、新たなブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。
https://www.ntt.com/business/lp/docomobusiness.html

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