エネルギー×Smart Data Fusionで生産量向上の実現


インフラ設備の管理・運用情報および、3D 情報・リアルタイム情報を収集・統合し、
設備延命化、設備稼働率の向上、設備管理・投資の最適化に貢献するデータ分析・活用基盤であり、
Webアプリケーションとしてご利用いただけるサービスです。
設備に関するデータを簡単に統合・蓄積してサイロ化を解消、
"システム間や部門間を跨いだデータ分析"、"AIを活用した新しい設備管理・運用業務"を実現します。
設備データやマニュアル・設計図等のデータ、
ドローンやロボット等の各種センサーより収集したリアルタイムデータ、
3Dデータや画像データ等、多様なデータに対応しています。
これらのデータを有機的に統合管理し、データ分析、予測シミュレーション、
意思決定支援などを実現する環境を提供します。
利用者の各種設備の保守・運用データ等を関連付けしながら統合し、価値検証の環境を早期に構築できます。デジタルツイン分野でのノウハウを活用し、予兆保全等の価値検証が早期に始められます。※
インフラ点検・診断ノウハウを持つユーザが、自身でAIにノウハウを教えることができ、ノウハウを継承するAIモデルを簡単な操作のみで作成可能。AIによる点検業務の自動化や平準化が可能です。
既存システム情報、設備運用情報、3D情報、オープンデータを統合した仮想空間を構築、これらのデータを組みあわせた新たな観点・切り口でのデータ分析を実現。分析を基に仮想空間上で予兆保全等のシミュレーションが可能です。
※石油・ガス・製造業界でのデジタルツイン活用による高度なDX実績を持つ、ノルウェーCognite社のCognite Data Fusionを採用しています。
インフラメンテナンスに関する既存システム情報・設備運用情報、
3D情報などを有機的に統合管理し、データ解析・予測シミュレーション・意思決定支援などを
容易に実現できる環境を提供します。
ドローンとAIを活用した
風力発電ブレードの点検
NTTコムウェアでは、ドローンを活用したブレード写真の収集、落雷痕やエロージョンの判定AIモデルの作成、レポートを行う実証をSmart Data
Fusionを活用して実施し、風力発電設備点検の効率化・安全化における有効性を確認しました。
今後は、再生可能エネルギー普及への切り札として期待される洋上風力発電の総合メンテナンスソリューションとして、運用情報や設備情報を統合した予兆保全などの取り組みを推進していきます。
経営・運用情報の可視化・分析
NTTコムウェアでは、複数の発電事業者から発電設備運営や管理についての協力を得て、リアルなニーズに基づいた実用的な「統合分析ダッシュボード」をリリースし、風力発電事業の経営・運用支援を行っています。
統合分析ダッシュボードでは、複数拠点の発電設備の発電量や収益状況、メンテナンス情報などを一元的に可視化・分析でき、サスティナブルな事業運営やダウンタイム削減へ貢献します。
また、鳥検知ダッシュボードも提供し、バードストライク対策、環境アセスメントのための情報収集が可能です。
今後も機械学習・AIを活用した高度な分析モデルを追加し、事業者を支援します。
デジタル空間での
統合ビジュアライズ
NTTコムウェアでは、本社ビル(品川アネックスビル)1階の協創スペース ParkLabo. にて、オフィス空間における実証を行っています。今回の実証は点群上に360度画像・CO2 ・温度・密度・人流データ・利用者の属性情報を統合して、デジタルオフィス空間を実現しました。
本取り組みは、NTTコミュニケーションズとの共同実証であり、センサーデバイスからのデータ収集を IoTプラットフォーム
Things Cloud®
で行い、SmartDataFusionにてデジタル空間へのデータ統合を行っております。 今後はスマートシティ各分野への活用に向けて、人流などのデータ予測にも取り組んでいきます 。
データに基づく道路運営管理
舗装道路には寿命があり、使用頻度と時間経過で劣化していきます。点検とメンテナンスが不十分な場合、道路に大きな破損が起こり、道路全体の寿命を縮め、交通事故の原因ともなります。しかし点検は手間とコストが大きなネックとなっています。デジタルツインでデータを分析・活用することで、適切な修繕計画を策定し、点検の高度化や道路舗装修繕費削減の実現をめざします。
◆道路資産の状況の把握
道路のデジタルツイン上に劣化状況を重ねることで状況の把握が容易になります。蓄積により経年変化を把握できます。
◆データに基づく修繕計画
路面点検データを画像解析し、劣化状況に応じた適切な対応を行うための修繕計画策定を支援します。
◆情報間の相関分析
台帳、修繕、点検情報に加えて画像・動画情報を統合し、事象の要因や相関を俯瞰的に把握、統合的に分析できます。
データ活用による設備管理業務の効率化や設備の予兆保全を実現したい場合に向いています。インフラ設備をデジタルツイン上で可視化し、AIや分析情報を活用することができます。
利用者様のPCのWebブラウザからインターネット経由でご利用いただけます。
管理設備数等により個別見積もりとさせていただいております。
サポート受付時間は平日10:00~17:00となります。
トライアル環境にてお試しいただけます。
ロボット/ドローンによる
遠隔点検
センサーや画像解析による
状態監視で異常検知
異常/劣化/故障等の構造化/
非構造化データ解析
デジタルツイン活用による
故障時期予測
設備情報や点検情報を
経年で一元管理
運転状態管理と稼働予測による
稼働率向上
突発的/計画的に発生する
作業に対する最適要員配置
作業指示や実施報告等の
デジタル化
適正で効率的な資産管理と
必要資材の調達管理
作業員のスキル管理と
育成計画の体系化
設備投資の時期や立地等の
意思決定の高度化