コラボコネクト®で短期間での事業化を成功

　「検討当初は、光コラボ事業に参入しているハウスメーカーはまだなかったので、一刻も早く事業化したいと考えていました」と藤川様はスピードを重視していました。コラボコネクト®の機能を確認し、「光コラボ事業に詳しくない担当者でも安心して、確実に光コラボ事業の運用ができるはずだ」という感触を得たと藤川様は言います。

　「そして、2016年1月にコラボコネクト®の契約を行ない、4月にリリース告知、6月にサービスを開始と短期間でスムーズに事業化を進めました。初期コストも、予想より大幅に削減できました」（藤川様）

　日常の運用ではコラボコネクト®を活用しながら、顧客管理や契約管理、料金計算、請求などの業務を行なわれています。「光コラボ特有の情報をコラボコネクト®が自動で取り込み、可視化してくれるので、顧客管理や料金計算などの業務がスムーズ、かつ正確に運用できています」と藤川様は語ります。

NTTコムウェアの幅広い支援が、ノウハウ不足を解決

　「私たちには未経験だった光コラボ事業をスムーズに、かつ短期間で実現できたのは、NTTコムウェアの多岐にわたる協力があったから」と藤川様は、NTTコムウェアの幅広い支援を口にしました。

　オンプレミスでもクラウドでも利用できるコラボコネクト®を、旭化成ホームズ様は、セキュリティーを考慮してプライベートクラウド上に設置しています。それには、旭化成ホームズ様の社内のシステム担当と協力して進める必要がありました。

　「NTTコムウェアは親身になって私たちをサポートし、必要なときにはNTT東日本・NTT西日本との打合せにも参加してくれました。私たちの経験不足をNTTコムウェアが多方面から支えてくれ、非常に心強いと頼りにしていました」（藤川様）

軌道に乗ったへーベル光は、右肩上がりで契約増加中

　「ヘーベル光をスタートして4ヵ月。申し込みはすでに500件を超えています。月を追うごとに契約は右肩上がりに増えています」と藤川様は、新規事業を成功に導いたという手応えを口にします。

　藤川様は、「ヘーベル光の成功を受けて次の展開に目を向けている」と言います。近年、住宅に関するサービス、例えば住宅ローンや各種保険に、異業種からの参入が相次いでいます。

　「私たちにはハウスメーカーとしての強みがあります。その強みを生かし、住宅に関するサービスであれば、さまざまな方面に広げることも検討しています」（藤川様）

　将来はあらゆる’モノ’がインターネットにつながるIoT時代が到来すると見られています。

「例えば家電や住宅の設備がインターネットにつながれば、外出中でもエアコンなどの家電を操作することも可能になります。IoTが普及すれば、住宅に求められる要素も変わってくるでしょう。インターネットが利用しやすい家造りもその一環と言えます」（藤川様）

　藤川様は「ヘーベル光は、ヘーベルハウスに住み始めたお客さまとの接点を長く継続するものと言えます。今回の事業をきっかけに、他にもヘーベルハウスにお住まいのお客さまに向けてさまざまなアフターサービスを事業化し、さらなる顧客満足度向上につなげていきたいと考えています」と、抱負を語りました。

2016/12/20

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