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「学ぶ力は、生きる力になる」を伝える

公文式ロゴ

ロゴにあしらわれた顔は、教室で学び、考え、成長する子どもたちの顔であり、同時に子どもたちと一緒に考える指導者の顔でもある。

「公文式」の学びは、公文氏による手づくりの計算問題を原型とする教材、その教材を自学自習する生徒、さらに、それを支える指導者の三角関係で成り立っている。公文式教室はフランチャイズ方式で運営されるが、フランチャイズオーナー自身が指導者であることも大きな特徴だ。これは海外も同じで、指導者としての意欲や情熱がなければ教室を運営することはできない。

また、指導者の育成にも独自のこだわりがあり、日本の場合は教室開設から2年間は担当アドバイザーがつき、運営・指導の両面をサポート。その後も様々な講座や研修を単位制で修得していくなど、教室を運営しながら指導者もまた、学び続けていく仕組みになっている。

「スモールステップ」で構成された教材

「公文式」の教材はやさしい問題から難しい問題へ、無理せず自分の力で進めていけるよう「スモールステップ」で構成されている。

創始者・公文公氏の思いを形にした教材と、その思いを受け継ぐ指導者。国や文化を問わない独自のメソッドでそれら2つのレベルアップを図り続ける努力が、国内のみならず世界で増え続けている学習者の数に結実しているのだろう。

公文教育研究会は、公文式学習法の経験者、いわゆる「公文式OB・OG」インタビューを自社のサイトで掲載している。そこに登場するフリーアナウンサーの久保純子さんや棋士の羽生善治さん、元サッカー日本代表の宮本恒靖さんなどは「公文式」で身につけた「自ら学ぶ力」を「生きる力」へと結びつけた、いわば代表者だ。「学ぶ力は、生きる力になる」。「公文式」という学習法を通して一人でも多くの子どもたちにそのメッセージを伝えること、公文教育研究会の課題はこれまでも、これからも変わらない。

取材協力:株式会社公文教育研究会

認知症改善のための「学習療法」

くもん学習療法

公文教育研究会によるある取り組みが、いま大きな注目を集めている。高齢者を対象にした「学習療法」だ。「音読」と「簡単な計算」で認知症の進行を維持・改善する非薬物療法で、現在、全国約1600の高齢者介護施設で導入されている。先ごろの調査(※)では「学習療法」によって、一人あたり年間約20万円の介護費用削減効果があることも実証された。
いまから10年以上前の2004年、子どもの脳の活性化を実証するための研究過程で、公文式学習法が認知症改善に効果的だということが明らかになり、同社はすぐに「学習療法」の取り組みを本格的にスタート。同社の基盤は子ども向けの教育ビジネスだが、その根底に「公文式メソッドの応用で社会貢献する」という考えがあってこその判断だ。65歳以上の高齢者の約4人に1人が認知症、または認知症予備軍といわれる超高齢化社会を迎えるいま、その対策として大きな期待が寄せられている。
※公文教育研究会による「学習療法・脳の健康教室の社会的・費用対便益調査」より

「学習療法センター」サイトはこちら

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