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スマートコミュニティー実現に向けた世界、そして日本の取り組み

スマートコミュニティーへ向けた取り組みは、海外が先行しています。最も進んでいる国の一つが、石油産出国であるアラブ首長国連邦でしょう。石油産出国であり、現在は潤っていますが、石油はいずれ枯渇する資源です。そのため石油が枯渇した未来に向けてどのようにして国を支えていくか模索しています。

スマートコミュニティーへの取り組みも模索の一つで、特に有名なのが、マスダールシティでの実証実験です。街全体で、太陽光などの再生可能エネルギーだけでまかない、石油をまったく消費しない都市モデルを作っています。CO2排出量ゼロを実現しているだけでなく、一般ごみなどの廃棄物をなくすことも目指しています。

一方アメリカでは、2015年9月に「Smart Cities イニシアチブ」を発表し、スマートシティの研究開発に1億6000万ドルを投入することを発表しました。多くの都市や企業がこれに協力することを発表しており、スマートコミュニティーをめぐる動きはますます活発化することが予想されます。

日本では、2010年、神奈川県横浜市、愛知県豊田市、京都府けいはんな学研都市、福岡県北九州市をスマートコミュニティーの実現を目指した「次世代エネルギー・社会システム実証地域」として選定しました。

図:次世代エネルギー・社会システム実証地域

このように海外でも日本でも、スマートコミュニティー実現のためのさまざまな取り組みが始まっています。これによって、これからの私たちの生活は大きく様変わりするでしょう。それに向けて、企業もまた新たなビジネスを推進していくことが求められます。

次回は、スマートコミュニティーによって、私たちの生活がどのように変わるのか、そしてビジネスのヒントをどこに見出すかについて解説します。

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