2006.03.30
【関連報道発表】
購買サイト「オフサイド」の学校法人向けサービスを開始(株式会社トライアンフ21)
― 学校法人慶應義塾とユーザー契約締結 ―
株式会社トライアンフ21(社長:花田琢也、本社:横浜市西区みなとみらい2-3-1。出資比率:日揮51%、NTTコムウェア49%、以下トライアンフ21)は、学校法人慶應義塾(塾長:安西祐一郎、以下慶應義塾)と企業向け購買サイト「オフサイド」の導入に関してユーザー契約を締結し、2006年3月より本格的にサービスを開始いたしましたのでお知らせします。
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トライアンフ21は、2002年4月に製薬会社などのライフサイエンス系企業の研究・製造部門向けに、
研究資材などの消耗品から事務用品や一般消耗品にいたる多様な間接材を対象とするASP (Application Service Provider)方式の
購買サイト「オフサイド」を開設し、書籍や試薬などの専門サイトとの連携も行いながら、
導入企業の購買業務の最適化に貢献してまいりました。
これまでに武田薬品工業、田辺製薬、日本新薬、グラクソ・スミスクライン、協和発酵工業、明治製菓などのライフサイエンス系企業や その他研究機関での利用実績があり、2005年度売上高は約70億円を見込んでいます。
【背景】
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このたびの慶應義塾とのユーザー契約の締結は、かねてから提案活動を進めてきた学校法人への営業戦略が実を結んだものです。
学校法人の経営危機が顕在化する中で、慶應義塾を始めとする有力私立大学はおのおの経営改革を実施し、
他校との差別化、経営基盤の強化に取組んでいます。
- 財政・経営システム改革
- 人事・給与制度改革
- 病院経営改革
慶應義塾は、2008年の創立150年に向けて1996年から2000年度にかけて業務改革を実施し、さらに、新世紀を迎えた2001年に 「慶應義塾21世紀グランドデザイン」を定めました。
その具体化に向けた「総合改革プラン2002?2006」として「総合先導プラン」と次に掲げる「経営改革プラン」に取組んでいます。
【今後の展開】
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「オフサイド」の導入は、まず慶應義塾三田キャンパスにおける文具・日用雑貨などの事務系消耗品から開始し、
順次他キャンパス(日吉、矢上、藤沢、信濃町)に展開して行く予定となっており、今月から三田職員部門全域での利用が始まります。
創立150年にあたる2008年には、慶應義塾全体で、事務系の消耗品・用品、備品及び理化学品・試薬・電子部品などの研究用消耗品・用品などについて 「オフサイド」の利用を予定しています。
外部研究資金に含まれる消耗品の購買を含めると、利用額は年間40億円以上に上る見込みです。
さらに将来的には、慶應病院における医療用消耗品なども対象とすることを検討しています。
なお、トライアンフ21と慶應義塾は「オフサイド」に関するユーザー契約締結と同時に、ビジネスパートナーとして 学校機関における購買活動の改革について協力して取組んでいくことで合意しました。
また、トライアンフ21は近く東京女子医科大学と「オフサイド」の導入に関するユーザー契約を締結する締結する予定であり、 その他の学校法人とも契約交渉を進めています。
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トライアンフ21は、
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1.システム投資負担無く、コスト削減、業務フロー改善、ペーパーレス化など、購買業務の合理化を実現できる
2.大学生協を含む既存サプライヤとの取引関係がそのまま維持できる
3.多くの工数を必要とする請求処理と支払業務を代行する
【更なる事業戦略】
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トライアンフ21は、新たな事業戦略として製造業をターゲットとして「オフサイド」のサービスを工場消耗品にも拡大します。
さらに研究関連情報の発信を目的としたサイトを「オフサイド」と併設して立ち上げることを計画しています。
これらにより研究開発・製造業務に必要とされる「情報」と「資機材」を同時に提供することが可能となります。
お問合わせ先:(株)トライアンフ21 ビジネス企画部:常陰、成瀬、大泉
http://www.tryumph21.co.jp/
TEL 045-742-1401
E-mail:tsunekage.naoki@tryumph21.co.jp
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、
あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。