2007.10.15
UCカード、NTTコムウェアと業務提携
?携帯電話を利用した保険会社向け新クレジットカード決済システム『EasyDo(イージードゥ)』サービスの提供に向け検討開始?
ユーシーカード株式会社(以下:UCカード、本社:東京都港区、代表取締役社長:
井上誠一郎)は、NTTコムウェア株式会社(以下:NTTコムウェア、本社:東京都港区、代表取締役社長:今井郁次)と、携帯電話を利用した保険会社向けクレジットカード決済システム「EasyDo(イージードゥ)」について、2008年春のサービス提供に向けて業務提携の検討を開始します。
検討するシステムは、保険申込書等に契約情報などを埋め込んだ二次元コード(QRコード*1)を印字し、携帯電話のカメラ機能を用いたセキュリティの高い決済システムです。
1.検討内容
(1)携帯電話を利用した新クレジットカード決済システム「EasyDo」の開発。(2)新クレジットカード決済システム「EasyDo」を活用したマーケットの開拓。
2.提携における各社のメリット
UCカードのメリットUCカードは、現金決済が主流である保険料のクレジットカード決済の拡大が図れます。
NTTコムウェアのメリット
NTTコムウェアは、UCカードをはじめとしたカード会社の営業力、加盟店インフラを活用することで、新規マーケットの開拓が図れます。また、新クレジットカード決済システム「EasyDo」を導入する際の保険会社の事務手続き・システム対応といった負担を最小限に抑えて提供することが可能となります。
保険会社のメリット
保険会社は、高額な専用モバイル決済端末を購入することなく、携帯電話によるクレジットカード決済の提供が可能となり、インフラ整備コストが抑えられます。また、クレジットカード情報はNTTコムウェアのサーバーで管理することから、情報管理における負担が軽減でき、漏洩等のリスクもありません。
保険契約者のメリット
保険契約者は、クレジットカードを第三者に手渡すことがないため、スキミング等の心配がなく、利用シーンに応じた決済手段の選択の幅が広がります。また、生活費用でもある保険料のクレジットカード決済により、更なるクレジットカードポイントの蓄積が可能となります。
3.今後の展開
保険会社を対象とした商品として検討を行っておりますが、これまでクレジットカードの取扱いが仕組み上困難であった保険業界以外への適用も視野に入れております。4.サービス概要
(1)申込書等に印刷されたQRコードを利用者が携帯端末で読み込みます。(2)利用者は契約内容の確認をします。
(3)契約内容、利用金額を確認後、支払方法を選択し、クレジットカード情報を入力します。
(4)センターで与信確認を実行し、完了です。

5.用語説明
(*1)二次元コード(QRコード)二次元コードは、バーコードと比較して小さなスペースに多くの情報を扱うことができるものです。QRコードは、二次元コードの種類の1つで、ISO(ISO/IEC18004)並びにJIS(JIS-X-0510)にて規格制定されております。
6.お知らせ
2007年10月17日(水)、18日(木)に東京国際フォーラムにて開催されるFIT2007(金融国際情報技術展)のNTTコムウェアブースに、「EasyDo」のデモ展示を行います。※「EasyDo」は、NTTコムウェア株式会社の登録商標です。
※「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※その他、記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、
あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。