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報道発表

2010.03.11

NTTコムウェアと日立がハンズフリー型入退室管理ソリューションを共同開発 ―業界で最も薄い*電池内蔵型セミアクティブタグ「日立 AirLocationTM MJタグ」を活用―

 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(代表取締役社長:杉本 迪雄 以下、NTTコムウェア)と株式会社日立製作所(執行役会長兼執行役社長:川村 隆 以下、日立)は、入退室におけるセキュリティーや利便性の向上を支援するハンズフリー型入退室管理システムソリューションを共同開発いたしました。本ソリューションは、NTTコムウェアの仕様検討を元に、日立が開発した業界初* 厚さ3mmを切るカード型セミアクティブRFIDタグ、新型「AirLocationTM MJタグ」を活用し、共同でシステム開発を行ったことにより実現したものです。
 両社は、本ソリューションを、NTTコムウェア全事業所における入退室管理システムとして導入推進するほか、安心・安全が求められる場所への適用など、さまざまな業種のお客様に提供してまいります。

*2010年2月末時点(日立調べ)


背景
 近年、社会的な安全意識の高まりにより、セキュリティーシステムへの需要は拡大傾向にあり、オフィスをはじめとした様々な施設への入退室管理システムの導入が進んでいます。多くのシステムで導入されているICカード方式では、ICカードをリーダーにかざすことで認証を行い、扉の開錠を行っています。しかしこの方式では、かざされたICカードの認証は行えるものの、扉を開錠した人が実際に入室したのかを確認できず、また、一人が扉を開錠した際に複数の人が同時に入室したことを検知することなどは困難です。そのため、より厳格な入退室管理が求められる場所では、扉の通過状況をより確実に把握することのできるハンズフリー型入退室管理システムの導入が進みつつあります。

概要
 両社は、ハンズフリーで認証・通過検知が可能な入退室管理システムの構築に向けて、NTTコムウェア社内の入退室管理をモデルとし、2008年から共同検討を進めてまいりました。試行導入を通じて検討を進める中で、より薄型で携帯しやすいタグにして欲しいという利用者ニーズが高いことや、カード型タグ発行時の券面印刷作業について効率化が可能な形状とする必要があることが分かりました。これらを、製品仕様としてNTTコムウェアが取り纏め、その実現に向けて日立は新型「AirLocationTM MJタグ」を開発いたしました。開発にあたっては高性能金属材料や薄型電池など日立グループ内のリソースを活用し、従来比約17%減となる厚さ2.99mmの薄型化を実現しており、タグ携帯者の負担をさらに低減することができます。

今後の取り組み
 現在、NTTコムウェアにて開発した入退室管理システムに、日立の新型「AirLocationTM MJタグ」を採用し、NTTコムウェアグループ会社を含む全国17拠点3万ユーザーへ導入を推進しております。また、この仕組みを応用しイベント会場などの入退場や滞留時間のレポーティングを行うNTTコムウェアの「RFID来場者動線分析サービス」を展開中です。
 今後もこれらの実績を元に、両社共同で製品の改善を図り、オフィスや工場、データセンタなど、安心・安全が求められる場所のセキュリティーや利便性の向上に貢献すべく、ソリューションを提供してまいります。


※AirLocationは、株式会社日立製作所の登録商標です。
※その他、記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。


このページに掲載されている情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、
あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

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