心をつなぐ、社会をつなぐ

ページ内移動ナビゲーション
  1. ナビゲーションへ移動 (アクセスキー 1)1
  2. 本文へ移動 (アクセスキー 2)2
  3. カテゴリーごとのナビゲーション・関連リンクへ移動 (アクセスキー 3)3
  4. サイト補助説明(ご利用規約、個人情報について、サイトの使い方)のナビゲーションへ移動 (アクセスキー 4)4

報道発表

ITを活用した『能楽堂での新たな鑑賞』について
− 舞台の動きに合わせ詞章や解説を鑑賞者の言語でリアルタイム配信 −

 矢来能楽堂(東京都新宿区:観世 喜正)、有限会社KNOW-NOH(本社:東京都新宿区:代表取締役:観世 静子)、野上記念法政大学能楽研究所(東京都千代田区:所長:山中 玲子)、株式会社檜書店(本社:東京都千代田区:代表取締役:檜 常正)、エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区:代表取締役社長:海野 忍)は、能の詞章*1や解説の文字・イラスト情報を多言語でタブレットに配信し、能楽を分かりやすく説明するサービスのトライアルを実施します。

背景
 日本の伝統文化である能楽の鑑賞者は、高齢者など固定客が中心になっており、今後、日本の伝統文化の確実な継承が懸念され、新たなファン層の拡大が課題となっています。特に2020年に向けて増加する外国人観光客に対して、日本の伝統文化を効果的に紹介する手段として、ITを活用した本サービスを使うことにより、私たちは能楽鑑賞の醍醐味をより多くの方々に伝えていきたいと考えています。

本サービスの特長
 今回提供するサービスは、能楽の独特な表現を分かりやすく説明した文字・イラスト情報を、タブレットに配信するもので、舞台の流れに合わせて、能楽の関係者がタブレットを操作することにより、鑑賞者の持っているタブレットの画面が自動的に切り替わるため、今舞台で何が行われているかを誰でも分かりやすく鑑賞することができます。
また、解説や詞章については、大きな文字やイラストをまじえて、高齢者や聴覚障がい者にもわかりやすく解説されています。さらに多言語での翻訳情報も配信可能なため、初心者はもとより外国人観光客の方々にも鑑賞していただけます。

 下記のような特長により、更に、使い勝手のよいサービスとなっています。

(1) 多数端末の画面同期と高速表示、自動言語選択
 能楽の関係者のタブレットから鑑賞者のタブレットに制御信号を送るのみで、画面送りを実現しているため、多数の端末でも遅延なく画面の同期を取ることが可能です。また、画面コンテンツは、独自のキャッシュ技術を使用して効率よくダウンロードするため、ストレスなく閲覧することができます。
 タブレットの言語設定を自動で取得するため、予め多言語で用意された詞章や解説等のページのうち、タブレットの言語と一致する言語のページを自動的に表示することが可能になります。

(2)専用アプリケーションのダウンロードが不要
 HTML5に対応した標準のWebブラウザで動作可能なため、タブレットやスマホに専用アプリケーションをダウンロードする煩わしさがありません。従来は、高価な専用端末を利用していましたが、本サービスは、個人所有のタブレット、スマホでも利用可能です。

(3)機材一式の可搬性
 本サービスの提供を簡便にするために、必要な構成品(マイクロサーバ、Wi-Fiアクセスポイント、タブレット、ソフトウェアなど)をパッケージ化して提供しています。公演主催者は、どこへでも持ち運びが可能で、巡回公演等でも、ご利用いただけます。

本サービスのトライアルを実施する公演
  1. 日時  2015年9月4日(金)19時開演(18時30分開場)
  2. 場所  矢来能楽堂 (住所:東京都新宿区矢来町80)
  3. 公演名 第46回のうのう能
  4. 演目  「富士太鼓」
本サービストライアル利用時の流れ
 事前にタブレットの利用を申し込んだ鑑賞者は、能楽堂の受付で、鑑賞者毎の言語設定がされたタブレットを受け取ります。(今回は、個人所有のタブレット、スマホのご利用はできません。)
 席に移動後、舞台が始まるまで鑑賞者は、事前にボタン操作で、あらすじや見どころを確認することができます。
 舞台が始まると、能楽の関係者が舞台の進行を観ながら詞章ページをめくりますので、鑑賞者のタブレットのページも自動でめくられ、常に舞台で演じられている詞章を参照しながら能楽を楽しめます。
 更に、鑑賞者はボタン操作で、詞章に関連する解説ページを参照することにより、より理解を深めることができます。
 舞台終了後、鑑賞者は、タブレットを受付に返却します。

【イメージ図(トライアル模様)】

<参考>五者の役割について

  • 矢来能楽堂
  • 100年を超える能楽団体(観世流の一派・公益社団法人観世九皐会)が所有する矢来能楽堂は、昭和27年の築で、国の登録有形文化財になっています。現代に生きる伝統芸能の場として、現代人がより鑑賞しやすい環境を提供してゆきます。

  • 有限会社KNOW-NOH
  • 観世流シテ方観世喜正の個人事務所として流儀や家の枠に縛られない良質な能楽の公演を提供しています。特に能楽の普及活動、愛好者の育成に力を入れた事業を展開しており、主催する初心者向けの能楽普及公演KNOW−NOH能は、多くの方に能楽鑑賞のきっかけを作ったとして高い評価を得ています。

  • 野上記念法政大学能楽研究所
  • 株式会社檜書店と協力して解説原稿など(多言語対応を含む)画面コンテンツの作成をしています。

  • 株式会社檜書店
  • 能楽の専門書店として能楽公演主催者、能楽堂と長年のつながりを有しています。トライアル結果を踏まえ年内のサービス開始に向け引き続き検討を進めていきます。将来的には、矢来能楽堂以外の能楽堂へのサービス展開も検討しています。能楽堂へのタブレット提供や画面コンテンツ作成、運用等を行います。

  • NTTコムウェア株式会社
  • 多数のタブレットやスマホの画面同期と高速表示、自動言語選択の仕組みや機材の可搬性を高めたパッケージを開発・提供します。
    将来的には、能楽以外にも観光バス向けサービスや、2020年に向けて増加する外国人観光客向けの情報配信サービスへの展開も狙っていきます。

    このページに掲載されている情報は、発表日時点のものです。
    現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、
    あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

ページトップへ