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報道発表

世界初、DevSecOpsへ対応した開発環境クラウドの提供を開始
〜「SmartCloud DevaaS® 2.0」におけるDevSecOps・クラウドIDEへ対応 〜

 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:栗島 聡、以下 NTTコムウェア)は、2018年度4Qより、企業のDevOpsを推進する開発環境クラウドサービス「SmartCloud DevaaS® 2.0」において、より迅速かつセキュアな開発サイクルを実現するDevSecOps*1への対応とクラウドIDEの提供を開始予定。世界初となるDevOpsツールチェーンと連携したセキュリティーのリアルタイム自動解析/診断機能やWebブラウザベースのIDE*2を新たに提供し、企業のデジタルトランスフォーメーションに貢献します。

1.背景

 近年、DevOpsやアジャイルが普及しはじめている一方で、リリースサイクルの短縮化に伴い、開発アプリケーションの脆弱性など、セキュリティーに関する問題が複雑化・増加しつつあります。このような背景には、セキュリティープロセスがDevOpsやアジャイルといった迅速な開発サイクルに対応できていないのが、一因です。例えば、開発したソースコードやアプリケーションをセキュリティー専門のチームに引継ぎ、脆弱性診断を行った場合、診断工数だけでなく開発チームとの連携に数日間かかることもあり、リリース遅延の原因になることがあります。そこで、開発サイクル早期の段階でセキュリティー診断ツールを組み込むことで、より早期にセキュリティーリスクを摘み取り、開発サイクル全体を高速化させるセキュリティーの『シフトレフト(Shift Left)*3』の実現が今まで以上に重要になってきています。
 開発環境クラウド「SmartCloud DevaaS® 2.0(以下、「DevaaS® 2.0」)」では、現在提供中のCI/CDプラットフォームにセキュリティーの自動解析/診断ツールを組み込むことで、DevSecOpsサイクルへの対応を2019年3月より開始します。
 また、働き方改革の普及やビジネススピードの向上に伴い、開発作業を行うロケーションや開発用の端末といった環境面も多様化しつつあり、柔軟かつスピーディーに開発作業がはじめられる開発環境が求められています。そこで、「DevaaS® 2.0」では、2018年12月より次世代型の統合開発環境「クラウドIDE」の提供を開始します。

<DevSecOpsサイクル対応イメージ>

DevSecOpsサイクル対応イメージ


2.新たな機能の概要

(1)DevSecOpsへの対応(セキュリティー診断ツールの提供)
 「DevaaS® 2.0」では、このたび、CI/CDプラットフォームと連携したセキュリティー診断ツール(以下、SAST/IAST*4))を提供し、開発サイクルにおけるセキュリティー解析/診断の自動化を行うDevSecOpsサイクルへの対応を予定しています。
 現在提供中のJenkinsやGitといったCI/CDツールと連携することで、セキュリティープロセスを自動化しつつ、シフトレフト可能なSAST/IASTを採用し、開発工程において、よりリアルタイム性をもって脆弱性を発見することが可能となります。
 また、SAST/IASTを利用することにより、従来社内のセキュリティー専門組織などに委託していた診断作業を開発者自身で実施することが可能となり、開発期間の短縮化に貢献します。

(2)クラウドIDEの提供
 開発環境のラインナップとして現在提供中のシンクライアント型端末に加えて、Webブラウザのみで開発作業が可能な統合開発環境「クラウドIDE」の提供を開始します。本機能は、OSS製品であるEclipse Cheをベースに「DevaaS® 2.0」のWeb型開発環境として提供します。これにより、開発者はロケーションフリーの環境で迅速に開発作業を開始することができると共に、開発環境の設定情報も全てクラウドで管理が可能となり、開発者の急な増減にもすぐに対応することが可能です。

3.提供開始日

(1)DevSecOps対応(セキュリティー診断ツール(SAST/IAST)):2019年3月22日

(2)クラウドIDE :2018年12月21日

4.今後の展開

 NTTコムウェアでは、企業のDevOpsのさらなる普及を図るため、2019年4月より新たな商用クラウド環境「SmartCloud® Duo」の提供を予定しております。「SmartCloud® Duo」では、Red Hat OpenShiftと連携したコンテナ型のオーケストレーションサービスとして、クラウドネイティブな企業のビジネスを支える様々なサービスの提供を予定しております。開発用のクラウド環境である「DevaaS® 2.0」とシームレスに連携可能な商用クラウド環境として、「DevaaS® 2.0」とセットでご利用頂くことで、DevOpsサイクルをワンストップで実現し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支えるクラウドサービスとして提供を予定しております。

<SmartCloud® Duoサービスイメージ>

SmartCloud® Duoサービスイメージ



【用語解説】

※開発環境クラウドにて、IASTサービスを包括的に提供するのは世界初
※「SmartCloud(スマートクラウド)」、「SmartCloud」ロゴ、「DevaaS」、「DataSkywalker」は、NTTコムウェア株式会社の登録商標です。
※Enterprise CloudおよびEnterprise Cloudロゴは、NTTコミュニケーションズ株式会社の登録商標です。
※Azureは、米国MicrosoftCorporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※Red Hat、OpenShiftは、米国およびその他の国において登録されたRed Hat, Inc.の商標です。
※AWSは、米国および/またはその他の国における、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の登録商標または商標です。
※Jenkins logo is licensed under the Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 Unported License. (https://jenkins.io/)
※Jenkinsは、SOFTWARE IN PUBLIC INTEREST, INCの登録商標です。
※Gitは、Software Freedom Conservancy, Incの登録商標です。
※Dockerは、Docker, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
※Eclipseは、Eclipse Foundation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
※その他、記載されている会社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。

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現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、
あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

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