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報道発表

オーケストレータビジネス拡大に向けて
NTTコムウェア、UBiqubeへの出資と戦略的業務提携を合意

エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:栗島 聡、以下 NTTコムウェア)は、このたび、オーケストレーションソフトウェア製品のベンダであるUBiqube Ltd.(本社:アイルランド ダブリン市、最高経営責任者:Nabil Souli、以下、UBiqube社)への出資、並びに戦略的業務提携契約を締結することについて合意しました。

1.背景

デジタルトランスフォーメーションによるICT利用形態の多様化を見据え、NTTコムウェアは、お客様のITインフラ運用業務の効率化と運用プロセスの統合・自動化を実現させるオーケストレーション*1フレームワーク「MSActivator™」を有するUBiqube社と昨年度よりパートナー契約を締結し、「SmartCloud® オーケストレータ」を提供してきました。
NTTグループがラスベガス市のスマートシティ化を皮切りに、スマートな社会(Smart World)の実現に向けた取組みを進めるなか、中核の基盤である「Cognitive Foundation®」におけるマルチオーケストレータの開発をNTTコムウェアが担っております。その開発においては、NTTグループ事業会社へシステム提供してきた運用実績・ノウハウに基づき設計されています。なお、「Cognitive Foundation®」については、NTTコミュニケーションズを中心にNTTグループが連携して提供してまいります。

2.出資、業務提携の目的

NTTグループがラスベガス市と実証実験を進めているスマートシティ化・公共安全ソリューションにおいて、特長の一つである“迅速で効率的なICTリソースの配備”を行う「Cognitive Foundation®」は、マルチオーケストレータが複数のクラウドサービス、データセンター等を管理することで実現します。マルチオーケストレータの開発には、ネットワーク機器やサーバーをはじめIoT機器も含めて多様な機器構成を管理する高度なオーケストレーション技術と、運用設計においてはクラウド/ネットワークサービスを提供してきた実績に裏打ちされたノウハウが必要となります。昨年末よりNTTコムウェアとUBiqube社とはパートナー関係にあり、UBiqube社の高い技術力と、NTTコムウェアの長年の実績に基づくノウハウを結集し、オーケストレータ開発に取り組んできました。今回の出資・業務提携により、両社の連携を深めるとともにDevOpsにより更にスピーディーなオーケストレータ提供をめざします。現在、ラスベガス市への提供に向けて開発を進めていますが、今後、他の都市のスマートシティ化も早期に実現すべく、両社の業務提携によってマルチオーケストレータの展開を加速化させていきます。

3.契約締結時期

2018年12月(UBiqube社株主総会の承認後を予定)

4.両社メッセージ

代表取締役社長:栗島 聡より
NTTコムウェアは、UBiqube社との関係をより強固なものにして、お互いの強みを活かしたオーケストレータビジネスを進めていきます。NTTグループとして展開する、「Cognitive Foundation®」におけるマルチオーケストレータはもとより、NTTコムウェアとして提供する「SmartCloud® オーケストレータ」によって、国内外のお客さまのビジネス革新やオペレーション高度化を実現しデジタルトランスフォーメーションに貢献していきます。

CEO:Nabil Souliより
UBiqubeの新しい株主としてNTTコムウェアを迎えることは非常に光栄です。デジタル化の真の可能性を引き出すために「継続的なオーケストレーション」が求められているという私たちUBiqubeのビジョンを踏まえ、業界をリードするインテグレータであるNTTコムウェアが単なるパートナーから戦略的パートナーとなりました。 スマートシティ化プロジェクトは、このビジョンにおける素晴らしい最初の成果であり、私たちはこのパートナーシップを通してさらに多くのことを実現できると考えています。

5.今後の展開

NTTグループの、Smart World実現に向けた取組みにおいて、「Cognitive Foundation®」は、Smart Cityをはじめ、Smart PlantやSmart Factory、Smart Stadium等へ展開されるリピータブルな技術であり、その中のマルチオーケストレータは重要な役割を担うものになります。NTTコムウェアは、マルチオーケストレータの開発・提供を通じた、Smart World実現に向けた取組みにより、一層の価値をもたらすことができます。また、これらの開発実績や導入によるノウハウで「SmartCloud®オーケストレータ」をさらに拡充し、企業をはじめとしたお客さまのITインフラ運用業務を飛躍的に効率化していきます。


UBiqube社について
UBiqube社は、サービスプロバイダや企業のハイブリッドな通信基盤(レガシー、SDN/NFV/IoT)を対象に、特定のベンダに依存しない、幅広いネットワーク機器やセキュリティ機器のオーケストレーションソフトウェアを提供するグローバルリーディングカンパニーです。詳細な情報については、http://www.ubiqube.comをご覧ください。



【関連ニュースリリース】
日本電信電話株式会社による報道発表
「ネバダ州、ラスベガス市、NTT、スマートシティをさらに推進」(ラスベガス発2018年12月7日)
http://www.ntt.co.jp/news2018/1812/181208a.html


【用語解説】

※「Cognitive Foundation」は、日本電信電話株式会社の登録商標です。
クラウドやネットワークサービスに加え、ユーザのICTリソースを含めた構築・設定および管理・運用を、一元的に実施できる仕組み。従来これらのICTリソースはサイロ化され個別に管理・運用されており、エッジコンピューティングやハイブリッドクラウドにおける高度な分散連携を実現する際の大きな障壁となっていました。Cognitive Foundationの活用により、マルチドメイン、マルチレイヤ、マルチサービス/ベンダ環境における迅速なICTリソースの配備とICTリソース構成の最適化を実現できます。
※「SmartCloud(スマートクラウド)」、「SmartCloud(スマートクラウド)」ロゴは、NTTコムウェア株式会社の登録商標です。
※「MSActivator」は、UBiqube Ltd.の商標または登録商標です。
※その他、記載されている会社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。

このページに掲載されている情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、
あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

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