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報道発表

NTTコムウェアとAtos、セキュリティー事業の拡大に向けた戦略的協業の開始
〜国内初、ハイブリッド型IDライフサイクル管理の自動化を実現〜

 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:栗島 聡、以下 NTTコムウェア)とAtos SE(本社:フランス ブゾン市、最高経営責任者:Élie Girard、以下、Atos)は、Identity & Access Management(以下、IAM)分野を中心とした両社のセキュリティー事業拡大に向けて、2019年11月より戦略的協業を開始いたします。

1.背景
 昨今、企業のワークスタイルが多様化しつつある中、「時間・場所・デバイス」に依存しないワークスタイル変革が急速に普及しており、企業のITリソースへ自由かつセキュアにアクセス可能なIAM環境(※1)が今まで以上に重要になってきております。また、コスト低減や業務効率化、利便性の向上といった観点から、企業におけるクラウドサービスの活用が増加している一方で、基幹系システムについては保存されている情報資産に対するセキュリティーなどの懸念により、従来からのオンプレミス型システムを継続利用する企業も多く、オンプレミスとクラウドサービス双方のハイブリッド環境に対応し、効率よくIAM環境を運用していくことが課題となりつつあります。
 このたび、NTTコムウェアとセキュリティー事業のグローバルリーダーであるAtos Big Data & Security部門と、IAM領域に関する包括的な協業を締結し、Atosが提供中の様々なセキュリティー製品やアプライアンス製品を活用し、ハイブリッド環境における課題解決に向けた新たなIAMソリューションの販売を開始します。

(※1) IAM環境とは
Identity & Access Managementの略称。ITリソース利用者のIDや権限のライフサイクルを管理・運用する「Identity Management(ID管理)」とシステムやサービス利用時にユーザー認証を行う「Access Management(アクセス認証管理)」の二つのセキュリティー対策機能を統合的に提供する基盤環境。


2.協業による取り組み
 NTTコムウェアとAtosの二社は戦略的協業を開始し、企業のさまざまなシステムやネットワークに 対応したIAMソリューションを提供することで、ハイブリッド対応のIDライフサイクル管理の自動化を実現し、企業のセキュリティーリスクを最小化すると共に、ワークスタイル変革の推進に貢献してまいります。本協業により以下の具体的な取り組みを展開予定です。

(1) SmartCloud® IAMソリューション』の提供開始
Atosのセキュリティー製品を活用したID管理・認証ソリューションの共同プロモーションを実施するとともに、特に、グローバルで高い評価を得ているEvidian Identity Governance & Administration (以下、IGA)を国内で初めて採用したハイブリッド対応のソリューション『SmartCloud® IAMソリューション』の販売を開始します。
 
(2) コンテキストベースの認証強化ソリューションの提供
NTTコムウェアのSOCサービスとAtosのEvidian Web Access Manager(以下、WAM)などを連携させることでよりセキュアな環境を実現する複合セキュリティーソリューションの提供を予定しています。具体的には、SOCサービスで検知した不正通信の発信元IDをWAMの認証機構で自動的に遮断する機能を提供することで、社員の内部犯行抑止などを迅速かつ効率的に対処を可能とします。

3.協業開始日
2019年11月20日(水)

4.両社メッセージ
NTTコムウェア 代表取締役社長:栗島 聡より
NTTコムウェアは、Atosとの連携をより強固なものにし、お互いの強みを活かしたセキュリティービジネスを加速していきます。企業のデジタルトランスフォーメーションが進む中、従来の企業のワークスタイルが変わりつつあると共に企業のITリソースもクラウドサービスの利用が急速に進んでおり、従来とは異なるセキュリティー対策が必要になっています。NTTコムウェアは、『SmartCloud® IAMソリューション』の提供を通して、お客さまの競争力強化とビジネス革新に貢献していきます。

Atos SEVP, COO Big Data & Security:Pierre Barnabéより
Atosは日本市場におけるNTTコムウェアとの10年以上に渡る関係をより発展させ、AtosのIGAを含むEvidian Identity & Access Management Suiteを更に多くの日本のお客様に展開出来る体制が強化されることを大変嬉しく思います。AtosにはEvidian以外にもグローバル優位性を持つ様々な製品があり、今後これら製品の展開を通して日本のお客様のテクノロジー革新、セキュリティー革新に貢献していきます。


5.今後の展開
 NTTコムウェアは今回のAtosとの協業による新たなID管理・認証ソリューションの提供により2022年度までに約10億円の売上を見込んでいます。今後は、ID管理・認証機能をよりオンデマンドに利用可能な「ハイブリッド型IDaaS(ID as a Service)」の提供を2021年度1Qに予定しており、企業のシステム環境に柔軟かつ迅速に対応いたします。


【商品HP】
https://sc.nttcom.co.jp/smartcloud-si/security/id


Atos社について
Atosは売上高110億ユーロ、世界73カ国で11万人もの技術者を持つデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーです。クラウド、サイバーセキュリティ、ハイパフォーマンスコンピューティング分野で欧州ナンバーワンのこのグループは、Orchestratedハイブリッドクラウド、ビッグデータ、ビジネスアプリケーションおよびデジタルワークプレースソリューション提供しています。当グループは、オリンピックおよびパラリンピック大会のワールドワイド情報技術パートナーであり、Atos、Atos Syntel、Unifyのブランド名で活動しています。Atos SE (Societas Europaea)は、CAC40パリ株価指数の構成銘柄となっています。
Atosの目的は、情報技術スペースの将来のデザインに貢献することです。Atosのノウハウやサービスで知識、教育および科学的や技術的な優秀さに貢献する研究への多文化的で多元的なアプローチの発展を支援しています。世界中で当グループは顧客、従業員、協力員、および社会全体のメンバーが情報技術スペースで持続可能で自信を持った働き方、暮らし方や成長ができるようにします。




【調印式の様子】
NTTコムウェア 代表取締役社長:栗島 聡(左)
Atos SEVP, COO Big Data & Security:Pierre Barnabé(右)





※「SmartCloud(スマートクラウド)」、「SmartCloud」ロゴは、日本におけるNTTコムウェア株式会社の登録商標です。
※「Evidian」は、Atosグループの登録商標です。
※その他、記載されている社名、商品名などは各社の商標または登録商標である場合があります。

このページに掲載されている情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、
あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

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