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読書文化を支え、新しい読書の楽しさを提案

学校図書館活動や国語の授業に採り入れられ、教育現場でも高い評価を受けている「ワタシの一行」キャンペーン

2000年以降、特定の本に売れ行きが集中する現象が起きているという。例えば、新潮文庫の翻訳本『白い犬とワルツを』。同書は既刊にもかかわらず、千葉県の書店員による手書きPOPが契機となり、2001(平成13)年に100万部を超える販売を記録。書店発のベストセラーとして話題になるとともに、既刊本でもプロモーションによってヒット作を生み出せることを実証した。
今や、かつてのように書評や権威で本が売れる時代ではなく、「本屋大賞」や「このミステリーがすごい!」などの受賞作、さらにはドラマ化・映画化がメガヒットを生む要因となっている。話題作は店頭で何十冊とマルチに展示され、読者もそんなブームを追い掛ける……。

魅力的な「キャラクター」と「物語」の融合によって、若い世代を文学へと導く「新潮文庫nex」

出版業界は1990年代半ばをピークに売り上げが落ち込み、出版不況といわれて久しい。どの出版社もヒットの糸口を必死に探しており、新潮社も例外ではない。しかし、同社は特定の作品だけが売れる傾向を必ずしも善しとはしていないという。
くしくも、第153回芥川賞を受賞したピース又吉(本名:又吉直樹)が受賞会見で「100冊読めば、きっと本が好きになる」と述べたが、これは読書体験の本質を突いている。たまたま手にした1冊で本が好きになった人はもちろん、そういった幸運に恵まれなかった人も、100冊の中には「この本を読んでよかった」と思える1冊があるはず。

2015年5月の新潮文庫フェアは「ピース又吉が愛してやまない20冊!」

新潮文庫は、そんな読書体験を提供したいと考えている。価格が安く気軽に買える文庫は広大無辺な読書ワールドへの門であり、同じ作家のタイトルが数多くそろう新潮文庫なら、気に入った1冊から別の作品へと読み進めることができる。

2015年夏のフェアからキャラクターに採用されたロボット「QUNTA(キュンタ)」。
ホームページでは動画も公開

敷居は低いが、奥行きは深い。そんな文庫を通して、日本の読書文化を支えたい―。2013(平成25)年にスタートした「ワタシの一行」は、読者に新しい本の読み方を提案するキャンペーンであるとともに、出版界全体を底上げする読書推進運動という性格も持つ。「ワタシの一行」公式サイトでは、ビートたけしや松井秀喜、林真理子といった100人以上の著名人が、愛読書の心に残った一行をコメントとともに紹介。また、一般読者もここにお気に入りの一行を投稿できる。
そして、創刊100年の2014(平成26)年には、新シリーズ「新潮文庫nex」をスタート。ライトノベルやコミックに親しむ若い世代を対象に、小説や文学への入り口となることを目指している。

文庫本に新たな魅力を与えた4色刷りのカバーや他社に先駆けたフェア、そして未来を見据えた読書推進運動。新しいことはいつも新潮文庫から―、新潮文庫はこれからも読書のきっかけと楽しさを提案していく。
取材協力:株式会社新潮社

こんなところが新潮文庫!

表紙デザインとスピン

表紙は、1950年、当時の商業美術界の第一人者・山名文夫の手による葡萄(ぶどう)マークと額縁調の枠線で構成されたデザインとなり、現在まで受け継がれている。葡萄のツルの部分はShinchoの「S」とLibraryの「L」をかたどっている。スピン(ひもしおり)が付いているのも、新潮文庫ならでは。

カバーの背

カバーの背は著者別に色が決められている。背表紙にある「ひらがな」と2つの「数字」は整理番号。ひらがなは著者の苗字の頭文字。上の数字は同じ頭文字の中の何番目の著者か、下の数字はその著者の何冊目の文庫かを表示している。これは、書店の文庫棚で本を探しやすくするための工夫。

本扉

本扉の一番下には、その本が戦後何番目に刊行された新潮文庫であるかが分かる数字が記されている。戦後第1号の『雪国』には「1」、2014年9月刊行の宮部みゆき『ソロモンの偽証 第I部 事件 上巻』には記念すべき「10000」が記されている。

活字の大きさ

文庫本の活字は小さいというイメージを持っている人がいるかもしれないが、現在、標準的に使っているのは9.25ポイントで、単行本と同程度。創刊当時は6号活字(7.5ポイント)だったので、随分と大きくなっている。文字拡大は、高齢な読者が多い歴史時代小説と近代文学の名作から始めたという。

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