サブスクリプションビジネスのプロセス改革を推進する「Smart Billing®」
～サブスクを成功に導く“持続可能な運用プロセス”～
長尾 憲幸
NTTコムウェア株式会社
テレコムビジネス事業本部
ビリングソリューション部
顧客料金ビジネスユニット長
テレコムビジネス事業本部ビジネスソリューション部 顧客料金ビジネスユニット長の長尾は、サブスクリプションビジネス（以下、サブスク）のプロセス改革を推進する「Smart Billing®」を紹介しました。
はじめに、サブスクを始める上で、サービス事業者が本来注力すべきは「サブスク特有の投資回収期間を踏まえた”事業計画策定”、顧客提供価値を中心においた”ビジネスモデル検討”、そして、柔軟に選択でき顧客満足・成功に繋がる料金体系などの”サービス仕様検討”まで、つまり、”サービスをいかに作り上げるか”がポイント」と指摘します。
次に、サブスクの運用プロセスの特徴について「サービスを継続して提供するサブスクにおいて、一番労力を要するのは”受注後のプロセス”です。サブスクビジネスの成長を支えるには、”持続可能な運用プロセス”が必要なのです」と説明しました。
特に運用プロセスにおいて、サービス事業者が顧客と継続的な関係性を築くためには、顧客を起点とした適正な契約管理や多様な収納手段に対応しながらも、信頼失墜につながる誤請求や収納管理の漏れを防止することが重要であると強調します。また、KPIを設定し、測定・分析・改善して顧客との関係性を見直してアクションをとることが、収益性を高めるポイントだといいます。
「Smart Billing®」は、そのようなサブスクビジネスの運用に必要な一連の機能をSaaSとして提供しています。長尾は、「請求書は企業の顔でありミスは許されません。また、仕組みを一から作り上げるのは困難です。「Smart Billing®」は、毎月の請求額計算や入金消込を自動化することができ、口座入金、口座振替、クレジットカード、コンビニ払い等の決済サービスとの連携にも標準対応しています」と説明します。
講演の最後に、長尾は、「サブスクリプションへの変革は、皆さまにとってビジネスモデルを大きく変える、失敗の許されないチャレンジです。NTTコムウェアは、皆さまの信頼できるパートナーとしてサポートしていきます」と締めくくりました。
2020/03/19
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