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インプランタブルビジネス成功のカギは、「データの活用」と「エコシステム」

こうしたインプランタブルデバイスの進化は、機器を製造するメーカーだけが関与するもので、それ以外の分野の企業は無関係でしょうか。

パソコンやスマートフォンに置き換えて考えてみましょう。私たちが現在、パソコンやスマートフォンを活用して実現していること、受けているサービスには、スマートフォンを製造するメーカー以外にも、さまざまな分野、業種の企業が関係しています。

そして、パソコンやスマートフォンで実現していることのほとんどは、インプランタブルデバイスでも同様に行える時代が来る可能性があります。つまりインプランタルデバイスには、パソコンやスマートフォンと同じく、機器メーカー以外の分野においても、多くのビジネスに活用できるポテンシャルがあるということです。

ウエアラブルデバイスにしろ、インプランタブルデバイスにしろ、重要になるのはデータであることは間違いありません。そこで扱われるのは、体の中から取得するバイタルデータ、他者とのバーチャルなコミュニケーションでやりとりするデータなど多種多様です。ウエアラブルデバイスで出遅れた企業にも、自社に合わせてデータの使い方と戦略を改めて見直せば、また新たなチャンスがあるといえます。

そしてインプランタブルデバイスの活用の幅を広げ、ビジネスを展開するには、多様なシステムや技術と連携しつつ共存共栄をはかるエコシステムの仕組みが不可欠です。IT企業や機器メーカー以外の企業が、ウエアラブルデバイスを活用した商品やビジネスを展開しているように、インプランタブルデバイスもあらゆる分野の企業にビジネス活用の可能性があります。

これからは、技術の進歩や変革をチャンスと捉えて、積極的にコミットしていく前向きな戦略が、求められていくのではないでしょうか。

図2:インプランタブルデバイスとエコシステム

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【 制作/コンテンツブレイン 】

2018/01/24

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