株式会社ドコモ・ためタン(以下ためタン)は、2003年に社内ベンチャー制度で独立したドコモグループのデザイン会社です。
弊社とも取引があり、いち早くletariaの導入を頂きました。
今回は、ためタンの佐久間様にお話を伺い、letariaの導入のきっかけや使ってみての感想などをお聞きしました。
01 letaria導入のきっかけを教えてください。
弊社は元々オフィスに出社して仕事をするスタイルでした。それがコロナ禍で出社が難しくなったことで2020年ごろからリモートワークを導入することになり、WEB会議システムの導入を検討し始めました。
始めはZoom、WebEX、Teamsを使っていたのですが、まずZoomに関しては当時の社内規定でNGとなりました。
残ったもののうち、ブラウザでも安定して使えるという点を評価し最終的にletariaを選択しました。
02 letariaをご利用予定の用途と、期待していた効果を教えてください。
弊社はデザイン会社ということもあり、案件ごとで制作チームが分かれており、打ち合わせメンバーも異なります。
そのため、WEB会議を準備するのが大変で、なるべく簡単に会議が開催できるものを探していました。
letariaであれば、常設の会議室機能があり、定例の会議はわざわざ会議招集する必要がありません。
また、案件ごとで外部の制作パートナーがいるため、パートナーにアプリをインストールしてもらわずに済む会議システムを探していました。
letariaでは、ブラウザベースで動作が安定しているため、アプリをインストールをしてもらう必要はありません。
これらの点での稼働削減を期待しました。
03 letariaを導入後の用途とご利用頻度を教えてください。
社内外の打合せで週1~4日程度使っています。
お客様がボールを持っている場合には、TeamsやZoom等を使うこともありますが、弊社で(打ち合わせ主催の)ボールを持っている場合は、letariaで会議を行っています。
機能 | 利用用途と頻度 |
---|---|
常設会議室 | 連載化した案件 週1〜2回程度 |
会議招集 | メンバーが流動的な案件 週1〜4回程度 |
04 実際に使ってみての感想(使い勝手)を率直に教えてください。
ボタン表記等は直感的でわかりやすいと思いました。
デザイナーやイラストレーターなど、弊社のパートナーの中には、あまりWEB会議に慣れていない方もおられましたが、「わかりやすい」と好評でした。
他にない「ドキュメント共有機能」については、慣れるまで少し戸惑いましたが、慣れてしまえば便利な機能ですね。複数人で制作物をレビューする際などに重宝しています。
また、音声についてはほかのツールより「よく音を拾う」印象があります。会議室とリモートをつないだ会議などでは、1台で会議室全体の声が拾えました。
一方で、複写機の近くなどで会議をした際は、その音も拾ってしまっていたので、その点は注意が必要です。
05 特によいと思った機能、実現できた効果について教えてください。
特に良いと思ったのは、ドキュメント共有機能です。弊社がデザイン会社というのもあり、作成中の資料を、それぞれが自分のペースで自由に閲覧できるのは便利でした。
また、企画段階などで、何人かで設定資料等を見ながら会議をする際にも重宝しています。
letariaがあれば、会議室に集まらずともバーチャルで込み入った議論を行うことができます。
実現できた効果としては、letariaの機能というよりは、会議がWEB化したことによる効果ですが、打ち合わせごとに部屋を移動したりせずに済むようになり、隙間時間で事務作業等を進められるようになりましたね。
年度末など事務作業が多い時期は特に助かっています。
06 改善してほしい点、追加してほしい機能があれば教えてください。
letariaには、会議の一覧機能がありますが、これをGoogleカレンダーと連携してほしいです。
弊社では予定をGoogleカレンダーで管理しており、letaria以外の予定を合わせて見られるとより便利になると感じています。
07 letariaを用いて今後実現したいこと、ビジョン等があれば教えてください。
打ち合わせよりもライトな使い方として、作業中ずっと通話をつないだままにするような使い方を試してみたいと考えています。例えば、SharePointでマニュアルをつくるときなど、作業が孤独にならないようにしたいなと。
現在はWEB会議寄りですが、今後はバーチャルオフィスツールとしての使い方で、より頻度を上げて使っていければと思っています。
08 もしletariaを他社に紹介するとしたらどのように紹介しますか?
ブラウザですぐ利用可能なWEB会議・バーチャルオフィスのシステムです。
本社と現場を繋ぐような連絡体制も容易に作れますので、拠点が複数あって密に連携を取らなくてはならないような企業にもおすすめです。
音をよく拾うため、PC1台で複数人の参加も違和感なくできています。
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ありがとうございました。