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「予防医療」促進で医療費の削減を

これまでの医療ICTでは医療や治療の質向上に主眼が置かれていましたが、その手前にある「予防医療」にもこれまで紹介してきたヘルステック関連サービスが活用されています。

予防医療とは、病気になることを防いだり、病気を早期発見、治療することで病気による障害や死亡の減少をめざす医療のことです。病気の治療だけではなく、病気の重症化や再発など、病状悪化の予防などが含まれます。

例えば、ウエラブルデバイスによって自分の体調を日々管理したり、遠隔診療や健康相談サービスを通じて気軽に医師に相談できれば、病気が重症化する前に対処することが可能になります。予防医療が進展すれば、多くの人々がより健康的に暮らすことができ、結果的に医療費抑制にもつながります。

ヘルステックは介護に関する問題の解決にも役立てられます。親の介護のために離職する「介護離職」の問題が取りざたされていますが、ヘルステックの活用により、そうした離職を防ぐことも可能です。

新たな市場が産業を生み出す、ヘルステックにかかる大きな期待

ヘルステック市場は、年々盛り上がりを見せています。以前は市場プレーヤーが限定されていましたが、異業種の企業やベンチャー、スタートアップ企業が次々と参入して新しい価値を持ったサービスを開発、提供しています。これからも技術の進化によって、将来的には「機械ではない人工臓器」「遺伝子治療」など新しい医療サービスの実現を支えることになるでしょう。

図2:拡大するヘルステックのプレーヤー

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ヘルステックは医療費の削減を図りつつ、医療の質を高めるばかりではありません。高齢化が進むなか、企業にとっては大きなビジネスチャンスとして見ることができます。あるいは、ヘルステックのサービスの活用によって、従業員の健康管理、介護離職の防止にも役立てられるでしょう。大きな市場が見込まれるヘルステックは、ビジネスとしても福利厚生の一環としても注目すべき分野といえます。

【 制作/コンテンツブレイン 】

2018/06/22

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