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2020年代のサテライトオフィス
2020年代のサテライトオフィス

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サテライトオフィスの先駆けは、1984年にとある電機メーカーが吉祥寺に開設した共同利用ができるオフィスです。その後、1988年に住友信託銀行、鹿島、富士ゼロックス、内田洋行、リクルート、住信基礎研究所の6社が共同で設立した「志木サテライトオフィス研究会」によって、サテライトオフィスという存在が有名になりました。そして働き方改革が叫ばれる現代、多様な働き方の実現を後押しするサテライトオフィスが、改めて注目されています。

働き方改革を進める企業にとってメリットが多いサテライトオフィスの活用

サテライトオフィスとは、企業や自治体、団体などが、本社などもともとの拠点(オフィス)とは離れた場所に設置したオフィススペースのこと。多くの企業が働き方改革に取り組んでいる今、労働環境が見直され、在宅ワークなどのリモートワークが推進されてきた中、サテライトオフィスの重要性が高まってきています。

とりわけ、労働力不足が叫ばれる昨今、子育てや介護といった家庭の事情に加え、多様な労働環境を求めて自宅や実家から離れられない、離れたくない人でも働きやすい環境を整えることは、労働力の確保や生産性の向上のためにも大切です。このように社会の情勢が変化している中、サテライトオフィスには、様々なメリットがあります。

まず、企業側には、新規に支店や営業所を開設するのと比べて、コストを抑えながら、従業員が働く場所を確保できるといったメリットがあります。サテライトオフィスの配置をうまく進めていき、それぞれのサテライトオフィスをネットワークで繋ぎ、利用者同士がリアルタイムにコミュニケーションできる環境を整えておけば、将来的には、多くの従業員が一カ所に集まるような大規模なオフィスを持つ必要がなくなることも考えられます。

また、社員がよく訪問する顧客の近くにサテライトオフィスを設置すれば、社員は報告書作成のためだけに帰社する必要がなくなり、余計な交通費や残業代が削減できます。加えて、移動時間を他の業務や顧客へのサービス向上に充てることが可能です。業務効率がアップし、生産性の向上に結びつくことが期待できます。

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サテライトオフィスの設置で、外出先からオフィスまで戻らなくても業務ができ、
業務が終われば、外出先から自宅に直帰できるようになります

一方、企業は自然災害などの緊急事態にも会社機能を停止させないように、BCP(事業継続計画)の対策をする必要がありますが、サテライトオフィスを遠隔地に設置することはBCPの一環にもなります。

さらに、企業にとってはサテライトオフィスを開設することで、社員の離職を抑制する効果も期待できるでしょう。社員が離職すると、新たな社員の採用・教育コストがかさむだけでなく、知識やノウハウが継承できなくなったり、そもそも業務が回らなくなったりしてしまいます。離職者の中には、パートナーの転勤や親の介護など、仕事への不満が無くても離職せざるをえない人もいますが、サテライトオフィスの存在が、こうした人材の離職を防ぐのに役立つことも多くあります。働く場所の選択肢が広いという点が会社の魅力になり、その他の社員の離職防止に役立つこともあるでしょう。

サテライトオフィスは、地方創生にも「一役買う」

働く側にとっても、サテライトオフィスの活用によるメリットは多くあります。働く場所の選択肢が増え、一人ひとりが望む働き方を実現しやすくなります。会社の近くに住みたいという人もいれば、子育てのために静かな郊外に住まいを構えたいという人もいるでしょう。都心に暮らし子連れで出勤したい人も、実家で親の世話をしながら働く必要のある人も、海や山の近くで生活したいという人も、自分の生活圏のそばにサテライトオフィスがあれば、それぞれの希望をかなえやすくなります。

また、複数の企業やフリーランサーが利用するシェアオフィスやコワーキングスペースをサテライトオフィスとして活用する場合には、他社・他業種の人と情報交換したりコラボレーションしたりする機会も生まれるでしょう。自社とお客様の間だけでは見えない新たな発想が得られるかもしれません。このように、サテライトオフィスが企業や個人にもたらすメリットは数多くあるのです。

サテライトオフィスの活用は地方創生にも役立ちます。「人混みを離れて自然の中で社員が創造的な業務に集中できる環境を提供したい」、「費用を抑えたい」といった理由から、自然豊かな作業環境や安価な空き家、物価を求めて地方にサテライトオフィスを作ることもあるでしょう。小さなオフィスであっても、人口減少や空き家問題に悩んでいる地方で人の流入や経済活動を増やすことになるからです。

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想像を超える未来を、協創しませんか。

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