2007.10.11
ポリシー違反PCからは機密情報へアクセスさせない
情報漏えい対策ソリューション
「AdminITy Policy Gate」販売開始
NTTコムウェア株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：今井 郁次、以下 NTTコムウェア）は、本日より、情報漏えい対策ソリューション「AdminITy Policy Gate」の販売を開始します。本ソリューションは、「AdminITy(*1)」のポリシーチェック機能を利用するオプション機能で、Webベースの業務システムに対し、規定のセキュリティーポリシー（*2）（以下、ポリシー）に準拠しないPCからのアクセスを拒否することが可能です。イントラネット内からのアクセスに限らず、インターネット経由による外部PCからのアクセスも制御が可能ですので、機密情報の情報漏えいを防ぎます。
背景
エンドポイント（ネットワークに接続する各端末）におけるセキュリティーの強化のために、「AdminITy」では高度なポリシーチェック機能によるポリシー違反PCへの強制シャットダウン機能や、ネットワーク遮断機能を提供してきました。しかし最近では、自社の管理権限外のPCを介して機密情報の漏えいなどが発生するケースがあり、自社管理外のPCからのアクセスに対しても制御を可能とする新しいソリューションが求められていました。そこでNTTコムウェアは、「AdminITy」のポリシーチェック機能を利用し、機密情報へのアクセスに際し、セキリュティー脆弱性がある場合にはそのアクセスを拒否することが可能となるソリューションを提供します。AdminITy Policy Gate の機能
Webベースの業務システムへのアクセスにおいて、「AdminITy」がインストールされていないPC、及びポリシー違反のPCからのアクセスがあった場合には、業務システム自体へはアクセスさせず、警告サイトへ誘導します。セキュリティー脆弱性を持つPCからのアクセスを拒否することで、業務システム内にある機密情報を保護します。AdminITy Policy Gate の特徴
◆インターネット経由のアクセスコントロールも可能イントラネット内のアクセスに限らず、インターネット経由のアクセスも制御可能なので、自社以外の企業（取引先企業や販売代理店など）とのアクセスが必要な業務システムにおいても、ポリシー違反PCからのアクセスを検知し警告サイトへ誘導させることが可能です。
◆ポリシーの自動最新化
アクセス制御の基準となるポリシーの策定においては、NTTコムウェア提供のセキュリティー辞書(*3)と連携し、最新のセキュリティー情報を反映した最適なポリシーへの自動アップデートが可能です。セキュリティー管理者にとってポリシー運用が容易になります。
◆低コストでの導入が可能
検疫ネットワーク導入等と比べ、低コストでセキュリティー強化のためのアクセスコントロールが実現できます。
1,000ライセンス購入時のソフトウェア参考価格
・AdminITy 新規導入の場合 ：3,444円?（3,280円?）／1ライセンス・AdminITy ポリシー管理機能を既にご利用の場合：441円?（420円?）／1ライセンス
※（ ）内は税抜価格です。ソフトウェア年間保守価格、ハードウェア、システムの構築費用は含みません。コンサルティング、設置調整費用についてはお問合せ下さい。
用語解説
*1「AdminITy」：端末管理のトータルソリューション。クライアントＰＣのポリシー遵守状況などを自己診断し、管理サーバへ結果を報告することで、情報資産台帳の自動作成から、管理者主導の統合的なセキュリティー管理、ポリシー違反PCの検知、そして違反項目の修復までをオールインワンで実現。PCセキュリティー対策の基盤システム。*2「セキュリティーポリシー」：企業などの情報セキュリティーに関する基本方針。対策基準や実施手順、決められたファイルのアップデートやソフトのインストールといった、具体的ルールを示す場合も。
*3「セキュリティー辞書」：NTTコムウェアによる検証の元、最新ウィルス定義ファイルや最新セキュリティーパッチなどの情報を盛り込んだリスト。
お知らせ
2007年10月17日（水）、18日（木）に、東京国際フォーラムで開催される「FIT2007（金融国際情報技術展）」の、NTTコムウェアブースにおいて、「AdminITy Policy Gate」のデモ展示を行います。※AdminITyはNTTコムウェア株式会社の登録商標です。AdminITy Policy GateはNTTコムウェア株式会社の商標です。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、
あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。
