2015.03.03
企業向けマイナンバー管理ソリューションを提供開始
ー強固なセキュリティ対応を低コストでー
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：海野 忍、以下 NTTコムウェア）はマイナンバー制度導入に向けて、企業における従業員のマイナンバーを安全かつ低コストで管理するためのマイナンバー管理ソリューション（以下、「本ソリューション」）を提供開始します。サービスの開始は個人番号通知の始まる2015年10月を予定しています。
1.背景
マイナンバー制度では、2015年10月から個人に番号通知が行われ、2016年1月より社会保障・税等の行政手続きにおいて利用が開始されます。企業では従業員の行政手続きにマイナンバーが必要となるため、管理運用体制の整備などを短期間で行なわなくてはなりません。そのうえ、マイナンバーは通常の個人情報よりも厳格な管理が求められており、対応が十分に行われていない場合には法律違反となる可能性があり、社会的に厳しい指弾を受けるリスクがあります。これらの対応について、企業はITソリューションを活用した適切な管理・利用を望む一方で、既存システムへの影響を最小限に抑え、低コストで実現したいという課題を持っていると想定されます。2.概要・メリット
本ソリューションは、強固なセキュリティに対応したクラウドを活用することにより、マイナンバーを適切かつ低コストで管理することができます。NTTコムウェアは、これまで数十万規模の人事・給与システム構築した実績を生かし、複雑なマイナンバーの対応を強力にサポートします。
＜具体的機能＞
以下の機能でマイナンバーの管理をサポートします。
・従業員のマイナンバーの登録
・源泉徴収票など各種帳票への出力
・保存期間を過ぎたマイナンバーの速やかな廃棄
・事務取扱担当者の設定
・特定個人情報ファイルの取り扱い履歴の管理
＜導入のメリット＞
(1)企業リスクの低減
本ソリューションは、通信事業者が利用する高レベルなセキュリティと耐災性、運用力を持つデータセンターで情報を管理するため、人手を煩わすことなく安全管理措置を講ずることができます。また、特定個人情報の管理範囲の限定などにより、安全管理をより強固に実行することができます。
(2)コストの最小化
企業の既存の人事・給与システムなどから独立し、CSVやPDF等により連携が可能なため、低コストで導入することが可能です。
3.利用料金
管理対象となる従業員の方の人数により料金が変動する料金体系です。詳細な金額についてはお問合せ下さい。（独自のネットワークの構築や他システムとのデータの自動連携等の個社要望、帳票の大量印刷、郵送等については、別途お見積りをさせていただく場合がございます。）4.今後の展開
今後、本ソリューションから出力される帳票のフォーマット等が変更となった場合にも、柔軟に対応できるようなソリューションを目指します。（参考）マイナンバー管理ソリューション 利用イメージ
- 事務取扱担当者は、従業員のマイナンバーについて本人確認を行った後、本ソリューションに登録 します。
- 事務取扱担当者は、人事・給与システムから出力したファイルを本ソリューションに取り込み マイナンバーを転記したファイルを作成します。
- 保存期間を過ぎたマイナンバーを、本ソリューションで自動的に廃棄します。
- 事務責任者は、事務取扱担当者に情報の参照・更新権限を与えます。
- 本ソリューションは、マイナンバーの利用目的ごとにデータを取り扱った履歴を管理します。
※製品およびサービスの内容は、予告なく変更する場合があります。
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あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。
