2018.06.20

RPAソリューション
「Robotic Process Automation Software *
（英語版　WinActor）」をフィリピンで販売開始

エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：栗島 聡、以下 NTTコムウェア）は、2018年6月20日よりフィリピンにて RPA(Robotic Process Automation)ソリューション「Robotic Process Automation Software」の販売を開始します。

１．背景

近年、ビジネス業務プロセスの改善や自動化を狙って、RPAソリューションが世界的に注目されています。NTTコムウェアではこれまでRPAソリューション「WinActor」を日本国内で販売しており、システム・アプリケーション開発の豊富な実績と技術力やNTTグループにおける業務効率化の経験を活かしながら、RPAソリューションを提供することで、多くのお客様の業務の効率化や課題解決を支援してきました。この日本国内での高い導入効果および実績を元に、ビジネスにおいて同様の課題を持つ多くの海外企業様の「生産性や正確性を向上したい」、「より付加価値の高い業務に人員をシフトさせたい」といったニーズに応えるため、「WinActor」の英語版である「Robotic Process Automation Software」のフィリピンでの販売を開始することとしました。

２．概要

「Robotic Process Automation Software」では、今まで手動で行っていたデータ入力や定型業務などの操作を、ソフトウェア上のシナリオとして記録し、24時間365日止まることなく自動実行することが可能になります。これにより、人間が手動で作業を行う場合と比べて、処理時間の短縮や人的ミスの発生を防ぐことができます。

３．特徴

（1）生産性および正確性の向上
「Robotic Process Automation Software」は作業を止めることなく稼働することができ、人による手動での作業と比較して生産性の向上が期待できます。また、人的ミスの発生を防ぎ正確性を向上することが可能です。

（2）プログラミング知識不要で操作が簡単
「Robotic Process Automation Software」は直感的に操作できるGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)を完備しており、プログラミング知識がなくても、業務部門主導で自動実行シナリオを作成することができます。

（3）自動実行シナリオ作成を効率化するライブラリ群
「Robotic Process Automation Software」では、効率的な自動実行シナリオ作成のため、予め用意されたライブラリを利用することができます。また、NTTコムウェアとしても、これまでの実績を元に、汎用的に必要となるExcel操作やAccess操作などの独自ライブラリや目的別の独自シナリオ雛形を豊富に提供し、シナリオ作成の更なる効率化を支援いたします。

（4）付加価値の高い業務への専念を支援
データ入力作業や定型業務などを「Robotic Process Automation Software」に置き換えることで、人による判断の必要な業務や対人コミュニケーションが必要な業務など、より付加価値の高い業務に専念することができるようになります。

４．現在の取組み

NTTコムウェアでは、高い経済成長率を誇るフィリピン国内での「Robotic Process Automation Software」の販売開始に先駆けて、複数のフィリピン国内の企業様とPoC（Proof of Concept）を実施させていただいており、今後商用導入に向けた調整を進めてまいります。

５．今後の展開

NTTコムウェアはRPAソリューション「Robotic Process Automation Software」の導入によるビジネスの効率化を支援することで、今後フィリピンにおいて現地企業様の発展に寄与していきたいと考えております。販売スキームとしては、 NTTアドバンステクノロジ株式会社の販売代理店としてNTTコムウェアがライセンス販売とコンサルティングサービスの提供を担い、フィリピン国内の企業様にご提供させていただきます。
また、フィリピン以外の国への展開も視野に入れており、グローバルにお客様に「Robotic Process Automation Software」を提供していく予定です。