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「見える化」に新たな付加価値を追加し、サービスを高度化

― 2010年から開発されたサービスの「見える化」に加えて、現在は、どのような機能が「SmartPIER」に追加されてきたのでしょうか。

大角:サービスの「見える化」に新たな付加価値として、2013年頃から「IT資産管理」機能と「脆弱性情報配信」機能の追加に取り組みました。2つの機能はNTTコムウェアが長きに渡って提供してきたMSP/DCサービスの延長線上にあるサービスです。

大角武彦

大角 武彦
NTTコムウェア株式会社
サービス事業本部
サービスプロバイダ部 MSP-BU
サービスSE スペシャリスト

「IT資産管理」機能は、サーバーやシステムを最適に運用するために、IT資産の変更情報をリアルタイムにお客さまと共有できる機能です。

「脆弱性情報配信」機能は、脆弱性情報をIT資産管理の情報と連動させることで、IT資産にどのような脆弱性があるか、リアルタイムに確認できる機能です。

最新の脆弱性情報とIT資産管理情報とを一日あたり24回チェックし、対策が必要な脆弱性情報をお客さまにメールで通知します。

お客さまは「SmartPIER」にログインするだけで、さまざまな脆弱性情報と危険度を視覚的に確認でき、かつ、リスクの詳細が記載された管理対応表を確認することで、すばやいリスク対処が可能になります。
この機能が実現できるのもIT資産管理をリアルタイムで実現しているからです。

― その他に追加された機能はありますか。

佐野:「ノードモニター」機能と「リソースモニター」機能です。
「ノードモニター」機能は、サーバーやシステムを運用する過程で発生するさまざまなアラートを確認できます。トラブルなく順調に稼動しているときは「グリーン」、システムから警報が上がると「レッド」が表示されます。メールで重度のアラートが通知された場合も、お客さまはこの画面からひと目で状況を確認できます。 「リソースモニター」機能は、お客さまがサーバーのリソース、つまりCPU等の使用率やディスクの空き容量の状態を確認する機能です。直近の4時間から最長1年間のデータを保存しているので、設備の増強を検討する際に活用できます。

更に、お客さまの利便性向上と運用業務の効率化を目標に「統合受付窓口」機能を開発しました。「SmartCloudデータセンター」は高セキュリティーが故に、お客さまのデータセンター内での作業申請等のチェックを厳しく実施しています。このため手続きが煩雑で時間がかかるので、ウェブ経由で作業申請手続きを受け付けることによって、スピードアップを実現しています。

このようにIT資産管理、脆弱性情報配信をはじめとするさまざまな機能を「SmartPIER」に段階的に追加し、サービスの高度化に継続的に取り組んでいます。

IT資産管理と脆弱性情報の自動検知

オペレーションサービスのパラダイムシフト。オーダーメイドから、付加価値の高いサービス提供型へ

― 「SmartPIER」は今後、どのように進化していくのでしょうか。

大角:これまでのMSP/DCサービスは、データセンター事業者が付加価値としてお客さまに提供する「代行サービス」でした。NTTコムウェアも、運用監視プロセスの標準化、統合化を推進しつつ、お客さまのご要望に対して的確に応えるオーダーメイド型のサービスを展開してきました。

現在、NTTコムウェアでは、「SmartPIER」を外販サービスとしてSaaS方式で提供する準備を進めています。また、NTTコムウェアが提供する他のソリューションと連携するなど、さらに付加価値の高い「サービス提供型」へと進化することを目標にしています。

今後は、DC/クラウドはもちろん、ネットワーク、アプリケーションも提供できる「オールインワン」の強みを活かしたサービス提供型ビジネスを目指し、ASP(オールサービスプロバイダ)として取り組んでいきます。

  • ※「SmartCloud(スマートクラウド)」、「SmartCloud」ロゴ、「SmartPIER(スマートピア)」は、NTTコムウェア株式会社の登録商標です。
  • その他、記載されている会社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
  • 所属部署、役割等については、取材当時のものです。

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