soam.ICT株式会社

人材育成に活用するバーチャルオフィスの
NTTコムウェアのletaria

soam.ICT株式会社

  • 社名
    soam.ICT株式会社
  • 従業員
    41名
  • 課題
    客先常住社員とのコミュニケーション
  • 強化
    スキル共有、育成
  • 活用できるポイント
    ブラウザで使える。複数画面共有ができる。
  • URL
課題
  • 客先常住が多く、対面機会が少ない
  • 育成機会が少ない
  • 客先支給PCにインストールできない
機能
  • 端末を問わずブラウザで利用可。
  • 複数画面共有で技術育成や先輩に悩みの相談も
効果
  • 技術スキル向上
  • 社員満足度の向上
  • 綿密な人材育成
  • 良い人材の確保

才能の育成を推進。マルチスクリーンを活用してのバーチャルコラボレーション

Soam.ICT株式会社は、企業向けアプリケーション開発及びインフラの構築・運用のシステム事業を展開しています。採用の幅を広げるために「中小企業人材確保のための奨学金返還支援事業」への登録や休暇取得手当を導入し、ライフワークバランスを促進させるなど、従業員のモチベーションと質の高い就業環境の整備を図っています。

代表取締役 望月さん、統括マネージャー 天笠さんにバーチャルオフィスツールの「letaria」の導入と活用についてお伺しました。

従業員の一体感を形成する遠隔コミュニケーション

導入したキッカケは

社員の9割が常駐して業務を行っています。お客さまの環境で業務を行っているために情報の共有は限られた日数や時間帯に限られていました。定期的に開催していた決算や経営情報などの共有には、常駐先の現場を休んでもらい会社に集合していました。

常駐先でも休むことによる対応やメンバーが不在の時の対応などの調整が必要になっていました。お客さまへの負担にもなりますし、従業員の調整負担も高かったと思います。会社としても集合することで交通費の精算などの事務的な業務も増えることから最低限の情報共有に限られてしまいました。

バーチャルオフィスツールを導入して、集合できない従業員の会議参加や録音・録画した会議模様を後日、配布・確認するなど分散している職場のコミュニケーションに活用をしています。

(望月 代表取締役)

会議資料の印刷の削減と細かな数値の見やすさ

導入したポイントは

導入したバーチャルオフィスツールの「letaria」は、Web会議とペーパーレスを備えており、ドキュメントや資料が共有できるので助かっています。スクリーンの共有だと発言者のペースで会議が進行するので、「おや?」と感じたことを振り返る際にはメモや会議を遮って質問をする必要がありますが、ペーパーレスだと自分でドキュメントのページを戻り再確認できるのですね。会議の途中割り込みも少なくなり会議時間の短縮につながっています。

それと細かな数値などの報告をその場で拡大/縮小ができるのがいいですね。
自分の大きさにあったサイズに調整できるので会議を中断して確認することがなくなりました。

登録したドキュメントも会議終了ともに自動削除されるので、削除忘れや資料の置忘れがなく重宝しています。

スムーズな会議に満足な望月さん

複数画面の共有でバーチャルオフィスを実現

遠隔でもナレッジの共有が進展

新規採用者の初期教育や中途入社者の育成にも活用しています。
社内での集合研修でも併用していますが、バーチャルオフィスとしてWeb会議を活用し始めました。

バーチャルオフィスツールとして「仮想会議室」機能を使って指導者の画面と入社者の画面を同時に表示しています。遠隔で難しくなったOJT(ジョブオンザトレーニング)も継続してできるようになりました。同一の事務所や現場で実施している際には経験を共有することで暗黙知の継承につながっていましたが、在宅勤務などにより経験を継承する機会が少なくなり、言葉や図・表に表現されていない個人のナレッジやノウハウを継承するには好都合でした。

常設会議室と言われる仮想会議室に入室しておき、相談者がいつでも相談できる環境を設けているので、在宅でも気軽に相談をすることができるようになり、「いつでも・どこでも」育成期間中はコミュニケーションできるようにしました。

天笠さんが中途入社の育成をしているところ

ChromeブラウザやMS Edgeブラウザで利用できるので、インストールする手間やお願いがないのもポイントです(天笠さん)

新人育成での「なぜ」に対応

複数画面で教えるから両者の考えるに変換

複数の画面共有を新人育成に使っています。
わからない場面の画面を同時に表示し、比較をすることで違いに気づいてもらうことを進めています。
教えることは比較的簡単ですが、在宅勤務や常駐先での対応力を高めるためには課題抽出・解決力を身に着けられるよう育成を図っています。問題の本質をとらえ、改善策を考えられるよう付加価値の強化につながると考えています。

そんな中で、複数の画面共有を活用しています。
模範と実施した内容を見比べることで、解決の糸口につながる気づきがあるようです。

二画面を同時にスクリーン共有したサンプルです。

欲しいと思うものはありますか?

虫眼鏡がいいですね

画面上の数値を見る際にその部分だけを拡大できる虫眼鏡が欲しいですね。細かい数値やノートパソコンの限られた範囲で確認する際には、一部分だけを拡大できる機能があると助かります。

Web会議を利用して困ったことはありましたか?

強化/改善点の要望

認識されないときや選択できない時があり、初めて使う場合には戸惑うことがあるので改善してほしいですね。