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 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒岩 真人、以下 NTTコムウェア)は、工場設備の安定稼働に貢献する「プラントコラボ」(https://www.nttcom.co.jp/collabowork/plantcollabo/)を3月29日に販売開始します。「プラントコラボ」は横河ソリューションサービス株式会社(本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:八橋 弘昌、以下 横河ソリューションサービス)が提供する設備保全管理システム「eServ」と連携し、工場設備に関する情報を集約・分析することで、故障・トラブルの予防や適切な保全計画策定を実現します。

 製造業における生産プロセスおよび生産ラインの管理者の約7割は、設備の故障やトラブル時の対応に課題を抱えています。※1故障に繋がる予兆があっても現在は管理や分析の対象にならず、実際に設備故障が起きてから、生産ラインを停止し、調査・修理対応を実施しています。故障やトラブルを未然に防ぐ、または早期に解決するためには、工場内の設備に携わる保全員や運転員などの関係者のナレッジ連携が重要であり、製造業の投資テーマとして「ノウハウ伝承」や「社内データ共有」が※2上位になるなど、工場内での情報連携の仕組みの整備が求められています。

 「プラントコラボ」では製造設備を運用している工場内の保全員と運転員間でのタスク進捗管理・ノウハウなどの暗黙知を含む情報共有を実現し、収集した情報を、「eServ」の設備管理データなどの情報と紐づけて統合します。これらを分析し、故障予兆を把握し事前に点検整備することで故障予防や、保全計画に反映させることで、工場設備の長期的な安定稼働に貢献します。
 例えばベテラン保全員の細かな作業状況や、運転員が聞き分けるわずかな異音など、従来は収集できていなかった暗黙知情報を手元のタブレットなど普段使っている端末から、ワンタッチで簡単に投入・収集することができます。
 また、「プラントコラボ」を利用することで、故障内容や対応状況と設備データが一元的に参照可能となるため、保全管理者が紙や口頭で個々に行っていた設備故障の内容確認や対応連絡などの煩わしさが軽減、業務効率化が期待できます。

プラントコラボ導入イメージ
プラントコラボ導入イメージ


 NTTコムウェアは「プラントコラボ」と横河ソリューションサービスの「eServ」との連携を通じて、工場、プラント設備の稼働率向上、適切な設備保全ライフサイクル策定支援に貢献していきます。

※1  設備管理の人材育成に関する実態調査(概要編)p.3(2021年4月 公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会)
https://www.jipm.or.jp/company/report/images/210406_1.pdf

※2  2020年度メンテナンス実態調査報告書概要 p.27(2021年4月 公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会)
https://www.jipm.or.jp/company/report/images/202104.pdf

株式会社NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ株式会社、エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社は、新ドコモグループとして法人事業を統合し、新たなブランド「ドコモビジネス」を展開しています。

docomo business https://www.nttdocomo.co.jp/biz/special/docomobusiness/(新しいウィンドウで開きます)

【別紙】

工場内コラボレーションSaaS「プラントコラボ」

1.概要

 「プラントコラボ」は、NTTの通信基盤を支える中で培ってきたコミュニケーション基盤の技術を活かし、工場設備に関わる人々が協働するために必要なタスク管理・情報共有などの機能を、使いやすいインタフェースで提供し、横河ソリューションサービスの設備保全管理システム「eServ」と連携することで、保全管理者の業務効率化を実現するサービスです。

2.特長

(1)従来はデータ化されていなかった工場内の暗黙知をワンタッチで簡単に収集、データ化
 保全員や運転員が普段利用しているタブレット端末を用いてワンタッチで進捗報告や情報共有などができるようになるため、保全管理者が必要な、保全員の細かな作業状況や、運転員が聞き分けるわずかな異音などの従来は収集できていなかった暗黙知情報を自然にデータ化することができます。

(2)設備保全管理システムと組み合わせた中長期的な保全計画策定サポート
 「プラントコラボ」で収集した工場内の暗黙知、保全作業進捗と横河ソリューションサービスの設備保全管理システム「eServ」で収集した設備データを一元的に参照可能とすることで、保全管理者の中長期的な保全計画策定をサポートします。

「プラントコラボ」はクラウドサービスのため、初期導入費用や運用にかかる負担とコストを低減することができます。

3.料金

利用企業の導入規模・使用条件により個別見積

4.提供開始日

2022年3月29日(火)

5.商品ホームページ

・プラントコラボ https://www.nttcom.co.jp/collabowork/plantcollabo/
・eServ(横河ソリューションサービス) https://www.yokogawa.co.jp/solutions/products-platforms/isol/cmms/eserv/
・Collabo Work Solution https://www.nttcom.co.jp/collabowork/


CollaboWorkSolutionロゴ

「プラントコラボ」はNTTコムウェアが提供する、コラボレーションによる企業のイノベーションを支援する事業ブランド 「Collabo work Solution(コラボワークソリューション)」のラインナップとして提供します。





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