BRANCH
CHARACTERISTICS
NTTコムウェアでは全国各地で活躍している社員がいます。支店それぞれで多様なプロジェクトが動いており人も多様。
さまざまな顔を持つのもNTTコムウェアの特徴です。
Interview 01
個性あふれる支店で、
次の世代につながる
新しいITを作っていきませんか。
執行役員 地域事業本部長
小武家 勝司
#地域事業本部の機能
地域事業本部ならびに各支店は、開発・運用の実働部隊として動いています。
過去には、拠点ごとに会社が存在し、中・下流工程を担っていた時代もありました。現在は、自社組織の各支店となり、他の事業本部と連携し、システムを組み上げ、運用する実務を担っています。また、中・下流だけでなく、要件定義やサービスの企画といった上流にまで守備範囲を広げています。
さらに、開発の手法も、上流から下流へと計画通りに進める従来型のウォーターフォール開発だけでなく、スピード感のあるアジャイル開発も増えています。さらに、SaaSの活用など、社内の各事業本部からの期待に応えるべく、対応力を向上させています。
#支店の特徴
各支店の技術的な特色を紹介します。
まず、北海道支店はデータ分析、ネットワークのリソース管理、トラフィック管理などの技術に秀でています。人数は決して多くないですが、チームワークの良さがあります。今後、SCM(サプライチェーンマネジメント)にも注力していく予定です。
東日本支店は、仙台、長野、五反田の複数拠点を抱えており、この支店のみ運用部隊を有しています。仙台では主に設備管理、故障管理系の対応を行い、長野では人事給与システムを担当しています。また、仙台では新たな領域の開発にも積極的にチャレンジしています。
東海支店は、一言で言えば”技術屋集団”です。特に、フロントエンド開発、例えば顧客管理システム(CRM)や設備管理システムなどが得意です。また、支店の中で唯一、「方式担当」といわれるインフラの構築部隊を組織していこうと準備中です。
西日本支店は、最大規模を誇る支店で、千人近い社員を抱えています。大規模開発を得意とし、ネットワーク系の有スキル者も多く集まっています。対応領域も非常に幅広く、サービスオーダー(SO)、ビリング、設備管理など、あらゆるジャンルを担当しています。
九州支店は、料金系のシステム、設備管理システムを主軸としています。少数精鋭ながら、地場のパートナーさんと連携し、大規模プロジェクトを運営しています。
このような個々の特色を活かした、支店間の連携にも力を入れています。例えば、ある支店が得意な領域に関して、全国の各拠点から人を集めて勉強会を実施したり、拠点間で連携して1つのプロジェクトを進めています。また、地域事業本部の事業企画部は、各支店の役割を再定義し、軸足を決めて伸ばしていく動きを支援しています。
#今後の展望
現在、NTTコムウェアのソリューションをドコモグループの商材として販売強化しています。そんな中、各支店は、SEとして地の利や特色を活かしながらドコモグループ各社の営業活動を支えています。
例えば、スマートフォンやPCから社内電話の応対ができる「SmartCloud Phone」を最も得意にしているのは東海支店で、各拠点向けに勉強会を開くなどしています。各支店が得意なソリューションを有しており、技術面で各プロジェクトを牽引し、全国展開を支えています。
また、ドコモグループの最先端技術では、オープンRANのソリューション「OREX(オーレックス)」や、圧倒的な低消費電力、超高速大容量、低遅延を光ベースの革新的なネットワークで実現する「IOWN(アイオン)」などの開発プロジェクトに各支店が参画しています。
その他、NTT全体のビリングシステムの刷新プロジェクトに西日本、九州各支店が参画している他、ドコモショップの新しい店舗システムの開発にも支店が参画する予定です。
さらに、適宜、アジャイル開発を活用しながら新たな領域にも挑戦しています。
#各支店の環境面の魅力
現在、各支店のオフィスのリニューアルを進めています。フロアや内装などのデザインは2年目以上の若手の意見を取り入れ、働きやすい環境を作っています。また、2024年度中には全支店でフリーアドレス化を完了させる予定です。
働き方は、ここ2、3年で大きく様変わりしました。基本はリモートワークで、週の3-4日がリモート、1日出社というモデルが定着するだろうと考えています。技術の継承についても、首都圏への出張の頻度が減り、ほぼリモートで完結できるようになりました。
育成においては、通信を長年支えてきた40代、50代からは仕事の進め方や技術を、30代、20代の先輩からはアジャイル開発などの新しい開発手法や新技術などを学ぶことができます。
#これから入社される方へ
これから入社される方とぜひ一緒に、次の世代につながる新しいITを作っていきたいと考えています。技術が日進月歩で進むこの業界では、積極性やチャレンジする姿勢が何よりも大切です。我々の時代では、大学で4年学んだことが社会人として40年活かせましたが、今は技術の賞味期限は、4年と言われています。となると、働きながらスキルをアップデートさせることが不可欠です。
また、技術以外に、歴史や心理学など異分野への興味や理解も必要になっています。例えば、CRMでは行動心理学が活かせますし、SCMでは地政学が役立ちます。興味のある範囲で、専門外の分野にも一生懸命取り組めることが長く活躍の条件だと考えています。
若いうちにたくさん失敗してほしいと思っています。失敗は、いろんな技術やスキルを習得する一番のチャンスであり、一番の早道です。1勝9敗で構わない。9敗の中に次への成功が隠れています。NTTコムウェアには、失敗できる環境があります。ぜひ当社で数えきれないほどのチャレンジをしてください。
Interview 02