Interview 02
NTTドコモとの
つながりを活かし、
NTTコムウェア独自の
サービス開発を実現したい
SC
サービスクリエータ
SUGIYAMA TOMOMI
杉山 智美
2019年入社 経済学部卒
「世の中をより便利にしたい」「多くの人に影響を与えるような仕事がしたい」という軸で就職活動を始めたのですが、様々な業界を見ていく過程で、世の中の課題解決や仕事の効率化に一番寄与できるのがIT業界だと考えました。その中で、NTTグループのICT事業の中核を担うNTTコムウェアという環境であれば、そうした想いを実現しやすいと思ったのが入社を決めたきっかけです。
文系出身でITに関する知識がほとんどないまま入社したので、正直不安も大きかったのですが、実際に挑戦してみると周りの方が積極的にサポートしてくれ、スムーズに業務理解を深めることができました。ただ、それは「教えてください」という待ちの姿勢ではなく、学習したい、色々な知識を身につけたい、という意欲が相手に伝わったからだと思います。これまでを振り返ると、決して消極的にならず自分から積極的に行動することが仕事においては重要だと感じています。
3か月に一度は友人とテーマパークに行って非日常を味わっています。絶叫系のアトラクションに乗って一日楽しんだ後に、近くの宿で露天風呂に浸かりながら一日を振り返るのが至福の時間です。
「世の中をより便利にしたい」「多くの人に影響を与えるような仕事がしたい」という軸で就職活動を始めたのですが、様々な業界を見ていく過程で、世の中の課題解決や仕事の効率化に一番寄与できるのがIT業界だと考えました。その中で、NTTグループのICT事業の中核を担うNTTコムウェアという環境であれば、そうした想いを実現しやすいと思ったのが入社を決めたきっかけです。
コロナ禍以降、多くの企業でテレワークが推進されていますが、働き方が多様化した一方で、社内で気軽に聞けていた質問が出来なくなってしまったというデメリットも生じています。結果的に、全ての問い合わせが社内の間接部門に集中してしまい、総務部等で働く方々の通常業務を圧迫してしまうという課題も出ています。このサービスを導入して質問の一次受けをチャットボットに置き換えることで、電話対応の工数を大幅に削減することが可能となります。私はサービスクリエータとして、日々、ご使用いただいているお客様の要望を取り入れながらAIを成長・進化させていくのがミッションになります。
ヘルプデスクBOTに搭載されているAIは、一般的な用語に対しては自ら解釈して解答に反映することができます。ただし、実際にご使用いただくお客様の社内では、いわゆる社内独自の用語や固有名詞が多々あり、そうした用語にも的確に解答することができなければ、AIとしての役割を果たすことができません。このような課題を解決するために、ヘルプデスクBOTの分析機能を用いて、問い合わせが多い質問ワードや的確に回答できていないワードなどを抽出して運用改善につなげたり、お客様自身でもヘルプデスクBOTに用語を簡単に登録できる機能の実装を試みています。
世の中にどのような技術があるか、またユーザーが本当に必要としているニーズはなにかなど、常にアンテナを広く張っておく姿勢が必要だと思います。ただ「新しい技術」を追い求めているだけでは、よいサービスを生み出すことはできません。サービスクリエータには、世の中の情勢なども踏まえたうえでアイデアを出すことが求められますので、そうした意味では、挑戦心やクリエイティブに対する熱意がある方が向いているのかなと思います。
今後はNTTドコモとの繋がりもより強化されますし、そうした環境を活かしてNTTコムウェア独自の製品をどんどん世に送り出すための活動をリードする存在になりたいです。たとえば、「Fieldコラボ」という工事現場で活用するタスク管理ツールがあるのですが、そのシステムとスマートフォンをつないで現場と管理者の連携をより密にするといった試みも始めています。サービスクリエータとしてさらに経験を積み、お客様の課題を自分の中でかみ砕き、新しい開発につなげていけるように頑張りたいと思っています。
※記事内容は取材当時のものです。