Interview 08
モノづくりの本質は、
まだ、お客様さえ
気づかない課題を見つけ、
解決すること
AS
アプリケーションスペシャリスト
MIKAMI RINA
三上 梨奈
2016年入社 生命科学部卒
大学では線虫という微生物の遺伝子解析をしていました。いわゆるバイオ領域ですね。もちろん修士に進学するという選択肢もあったのですが、研究の成果が出るまでにはどうしても時間がかかってしまう。もっと率直に、スピーディに世の中の役に立てる生き方がしたいと思い、就職活動に臨みました。SI業界に関心をもったのは、さまざまなクライアントが抱える、実に多彩な課題を解決できると考えたからです。金融システムのSI・コンサル会社と迷いましたが、ひとつの業界に特化した仕事よりも、豊富な選択肢がある方が良いと思い、NTTコムウェアに決めました。
もうひとつ私がNTTコムウェアに惹かれたのは、NTTグループのシステムを支えてきた豊富な実績があるだけでなく、グループ外に対しても果敢に挑戦をしており、着実にフィールドを拡大している最中だという点でした。もし叶うなら、私も両方のプロジェクトに携わりたいと思っていたのですが、配属された「エンタープライズビジネス事業本部」はまさに「グループ内/グループ外」どちらにもビジネスを展開している部署でした。現在私は、グループ外の広告会社の受注管理システムを開発しています。プロジェクトにアサインされてから、あっと言う間でもう3年になりますね。
会社のバドミントン部に所属しており、積極的に練習に参加し、仲間とともに汗を流しています。土日はもちろん、都合がつく時には平日も。NTTコムウェアの社員だけでなく、NTTグループや他社のバドミントン部とも交流があり、楽しくやっています。毎日にメリハリをもたせるためには身体を動かす時間も大切ですよね。
大学では線虫という微生物の遺伝子解析をしていました。いわゆるバイオ領域ですね。もちろん修士に進学するという選択肢もあったのですが、研究の成果が出るまでにはどうしても時間がかかってしまう。もっと率直に、スピーディに世の中の役に立てる生き方がしたいと思い、就職活動に臨みました。SI業界に関心をもったのは、さまざまなクライアントが抱える、実に多彩な課題を解決できると考えたからです。金融システムのSI・コンサル会社と迷いましたが、ひとつの業界に特化した仕事よりも、豊富な選択肢がある方が良いと思い、NTTコムウェアに決めました。
1〜2年目は、いわゆる「製造」といって、プログラミングをガシガシとする毎日でした。3年目になり、一部のシステムを刷新するプロジェクトがスタートし、より上流工程である「要件定義」を任されるようになりました。要件定義のためには、お客様先に常駐し、実際にそのシステムを使っているユーザーの方からヒアリングをすることから始まります。また、この機会に拡充したい機能についても聞き出し、操作画面のデザインについても見直しを図りました。4ヶ月かけて要件定義をした後は300ページを超える設計書の作成、テストの実施、不具合の修正などが続きます。バグを見つけそれを解消する作業は「間違い探し」のようで、スッキリしますね(笑)。システムが完成し、サービスインするまでにはおよそ1年の歳月がかかる予定になっています。
就職活動中に、リクルータの女性先輩社員から「女性も働きやすい会社」だと聞いてはいたのですが、実際にどうなんだろう?と思い、入社後改めて聞いてみたところ、社内で開催される産休明け社員向けの講話会を紹介してもらいました。確かに所属部署にもママ社員はいますし、社内には女性管理職の方もいますが、実際に復職直前の皆さんと一緒に制度のことやキャリアイメージについて話が聞けたことで、心の片隅にあった不安はきれいになくなりました。
現在、私はAS(アプリケーションスペシャリスト」という立場ですが、ゆくゆくはPM(プロジェクトマネージャ」になり、開発チームを率いることができるようになりたいですね。開発の面白みは、端的に言えば「ものづくり」の楽しさだと私は思っています。お客様の要望を聞き、お客様さえ気づかない課題を見つけ、それを自らの手でつくりあげていく。カタチになる喜びがある。もはやシステムやアプリケーションは、すべての業界に欠かせない必需品です。入社時に夢に描いたように、さまざまな業界のシステム開発にどんどん挑戦していきたいと思っています。
※記事内容は取材当時のものです。