Interview 07
システムは手段に過ぎない
お客様視点に立ち
確固たる信念で
プロジェクトを導く
AS
アプリケーションスペシャリスト
YOSHIYAMA MAKIKO
吉山 真紀子
2013年入社 経済学部卒
私は既にある商品やサービスではなく、自分で生み出したものを売りたいと思っていました。お客様の要望に添うものを、ゼロから生み出すシステムインテグレータは、まさに私の理想とする仕事。就職活動ではさまざまなシステム会社を訪問しましたが、NTTコムウェアなら大規模プロジェクトに携われると思い、入社を決めました。
NTTグループの社員15万人向けの人事給与システムにおいて、新機能を追加するなどの開発業務に従事してきました。お客様先を訪問し、システム目線でニーズを汲み取り、具体的な要望まで落とし込んだら、それをどのように実現するかアイデアをひねり出し、提案していきます。
本システムが扱うデータ量は膨大ですし、間違って違う給与を振り込んでは一大事です。万が一ミスをしてしまった場合は影響範囲が広いため、日々大きな責任を感じながら仕事に臨んでいます。
ほとんどなかったですね。それよりも、お客様の業務内容を理解するのに苦労しました。システムは業務をサポートする手段の一つに過ぎません。お客様の業務を効率化するには何がベストかを常に検討しなければなりませんし、そのためには業務内容をよく理解する必要があるのです。最初は人事制度がどのような仕組みになっているかを把握するのに、非常に苦労しました。
仕事ではパソコンに向き合うことが多いため、休みの日は自然に囲まれた環境で体を動かすようにしてリフレッシュしています。学生時代から続けている自転車では、会社の仲間とも職場を超えて交流しており、真夏でも、県をいくつか跨いで、山岳地方へツーリングに行ったりしています。また最近では、海の近くに引っ越したこともあり、マリンスポーツを本格的に始める予定です。
私は既にある商品やサービスではなく、自分で生み出したものを売りたいと思っていました。お客様の要望に添うものを、ゼロから生み出すシステムインテグレータは、まさに私の理想とする仕事。就職活動ではさまざまなシステム会社を訪問しましたが、NTTコムウェアなら大規模プロジェクトに携われると思い、入社を決めました。
直面した課題に対し、自分なりにどこまで考えるかが重要だと気づきました。プロジェクトが大きければ大きいほど、却って自分の立場でしか物事を考えられなくなる場合もあります。しかし、生じた課題は確実に利用者に影響をもたらすものです。それを踏まえた上で最善策は何か、自分なりの答えを導き出した上でメンバーやお客様と相対することで、その想いが伝わり、理解や協力が得られると感じました。
そして、自分が提案した解決策が採用され、その後の方針が決まっていくと、この上ないやりがいを感じます。一見、大規模システムに携わるということは「小さな歯車の一つになる」という印象があるかもしれませんが、私はむしろ確固たる信念を持つことでプロジェクトを主体的に動かせるのだと実感し、仕事に携わる意義を見出すことができました。
これまではNTTグループ内の案件が多かったので、今後はグループ外の企業に向け、NTTコムウェアが培ってきたソリューションを提供していきたいですね。そのためにはシステムが手段に過ぎないことを肝に銘じ、お客様の立場に立った視点を常に意識しなければならないと思います。
また、今までは追加開発業務が中心でしたので、今後は一からシステムを構築するような横断的な業務や、お客様のニーズを掘り起こす営業などに携わってみたいとも思っています。
※記事内容は取材当時のものです。