Interview 01
海外企業の優れた
カルチャーを輸入し、
NTTコムウェアに
イノベーションをもたらしたい
SC
サービスクリエータ
KUBOSHIMA AYA
久保島 彩
2011年入社 理工学部卒
ビジネスインキュベーション本部には100名ほどが在籍していて、「住む」「働く」「スポーツ」「観光」など、いくつかのカテゴリーに分かれて企画型サービスを展開しています。私は「働く」に所属していて、企業の働き方改革を推進するモバイルアプリ「シャナイン」の開発に携わっています。このアプリは外回りに出ている営業の方や在宅勤務の方たちの、緊密なコミュニケーションを可能にするもの。中には1万人分ものIDで利用していただいている企業様もあるのですが、日々運用していく中でお客様から「こういう機能を追加してほしい」といった要望が出てきます。私は営業と連携しながら定期的にヒアリングを行い、企画から開発、実装、運用まで一貫して従事。それと並行して、メジャーアップデートも1年に1度くらいの頻度で行っています。
品質が求められる中、いかに迅速にお客様の要望に応えられるかが課題ですね。NTTのネットワーク構築を担ってきたNTTコムウェアは、その重責を全うするため、品質を最優先項目に掲げて業務に取り組んできました。そのため「こうすれば早いはず」と思っても、品質を担保できる確証がなければ中々採り入れることは困難。ビジネスとしてシステムを開発する葛藤を感じつつ、どうすれば品質とスピードを両立させられるかと模索しています。
旅行が趣味で、海外旅行は年3、4回、国内旅行は年10回以上行っています。ゴールデンウィークや夏休み等、比較的長期の休みが取り易い職場環境なので、上手く仕事の都合をつけて余暇を楽しんでいます。
ビジネスインキュベーション本部には100名ほどが在籍していて、「住む」「働く」「スポーツ」「観光」など、いくつかのカテゴリーに分かれて企画型サービスを展開しています。私は「働く」に所属していて、企業の働き方改革を推進するモバイルアプリ「シャナイン」の開発に携わっています。このアプリは外回りに出ている営業の方や在宅勤務の方たちの、緊密なコミュニケーションを可能にするもの。中には1万人分ものIDで利用していただいている企業様もあるのですが、日々運用していく中でお客様から「こういう機能を追加してほしい」といった要望が出てきます。私は営業と連携しながら定期的にヒアリングを行い、企画から開発、実装、運用まで一貫して従事。それと並行して、メジャーアップデートも1年に1度くらいの頻度で行っています。
180°違うと言ってもいいくらいですね。日本では要件定義、設計、開発、運用など開発のフェーズが明確で、フェーズごとに専門の担当者が関わる場合が多いのに対し、イギリスのエンジニアは業務を全網羅的にこなしながら「自分はここが得意」という確たるものも持っています。しかも多彩なプログラミング言語を操るなど、技術的スキルが非常に高く、大きな刺激を受けました。
それに開発スピード・品質担保に関する考え方もかなり違っています。NTTコムウェアが新規機能をリリースするタイミングは、私が知っている範囲では早いプロジェクトで1か月に1回くらいのペースですが、派遣された会社では毎日何かしらリリースしていました。これは、品質担保に関する考え方の違いだと思いますが、向こうでは「多少のバグが発生しても、リリース後に直せばいい」という考え方。一方で、NTTコムウェアはしっかりとしたものを開発し、確実な運用を行っています。どちらが良いとは一概には言えませんが、これらの考え方の違いにカルチャーショックを受けたのは事実です。現在はイギリスでの濃密な時間で得た物を、少しずつ社内にフィードバックできるよう取り組んでいるところです。
NTT向けの堅牢なネットワークを構築してきた先輩方は、皆プロ意識が高いなと尊敬します。品質に対するこだわりが非常に強いですし、各分野の強みを持った人たちが集う、まさにエキスパート集団。いろいろ気づかされることが多く、私もプロとしての意識が芽生えました。
海外で活躍している開発者は、当社ではまだ多くないのが実状です。そのため私が海外で開発業務をリードする第一人者になりたいですね。そのためにはこれからもスキルを磨き、海外でも互角に渡り合えるようになるつもりです。そしてゆくゆくは海外の企業カルチャーのいい部分をNTTコムウェアに根付かせたいと考えています。品質の高さだけに加えて、更なるスピードも兼ね備えることで、より社会貢献できるはずです。
※記事内容は取材当時のものです。