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CROSS TALK

働き方座談会

働き方座談会
嶋田 江利子

嶋田 江利子

ネットワーククラウド事業本部
プラットフォームサービス部

2004年入社
社会情報学部 社会情報処理学専攻修了

社内のプロジェクトが利用しているオープンソースウェアの保守契約を一元的に受付し、保守契約先との契約業務を担うチームのリーダーを務めており、メンバーの進捗管理などマネジメントにやりがいを感じている。

大澤 翔

大澤 翔

エンタープライズビジネス事業本部
事業企画部

2011年入社
理工学部 電子情報学科卒

NTTコミュニケーションズとNTTコムウェア両社の営業部隊の連携による、お客様への付加価値提供を支援、また両社の強みを生かした新たなソリューションの検討支援を行っており、うまく支援できた時にやりがいを感じている。

西田 史奈

西田 史奈

技術企画部
技術SE部門

2014年入社
情報工学科卒

社内のプロジェクトからのウェブクライアント技術に関する問い合わせ対応や、ウェブクライアント分野における新技術の調査や検証などの施策実施を担当。なかでも問い合わせ内容を解決に導くことができた時に達成感を覚える。

橋田 直紀

橋田 直紀

総務人事部
人事部門

2014年入社
情報コミュニケーション学部
情報コミュニケーション学科卒

新卒採用、中途採用を担当。市場感に応じて打ち手が変わってくる中、マクロからミクロまで落とし込みができることに喜びを感じている。現場により良い人材を送りたいという思いがモチベーションになっている。

CHAPTER 01

ワークインライフと職場の風土

自分の働き方を自由に選択できる環境がある

それぞれのやり方で、育児と仕事のバランスをとる。
それを可能とする環境がある

嶋田
2014年、2018年、2021年に出産をし、毎回、産休・約1年の育休~復職を経験。現在は5時間の時短勤務で、オープンソースソフトウェアの保守契約業務のリーダーとして進捗管理や、メンバーの業務のサポート等を行なっています。その中で意識しているのは急に長期で休むことになっても、メンバーが困らないように自分の仕事を見える化したり、情報共有をこまめに行うこと。また、先にある子どものイベント等も加味して、自分の仕事計画を考えるようにしています。
西田
2018年、2020年に出産し、2歳と4歳の子どもがいる中、時短勤務で子ども優先の働き方をしています。今は在宅勤務が中心で、家の中に仕事場がある感じ。仕事とプライベートの区別がしにくくなる時もあるので、仕事の場所をしっかり確保し、仕事を始める時はカフェオレを1杯飲んで、気持ちを切り替えたりしています。
橋田
私は妻が出産直前のタイミングから2ヶ月間の育休を取得し、子どもは今2歳です。私も7:3くらいの割合で在宅勤務が多め。妻の方が時短勤務で出社しているため、私が在宅の時は17時半くらいに仕事を一旦中断して子どもと妻を駅まで迎えに行き、晩御飯を食べ終わってから仕事を再開しています。そんな中、意識しているのは西田さんと同じで、仕事の時間と家族の時間をしっかり区切ることですね。そうしないとやはり切り替えが難しいところはあります。
大澤
2021年に男の子が産まれた時に3ヶ月の育休を取得し、以来、同期の妻と一緒に子育てをしています。私も妻もフルタイム勤務でお互いが在宅勤務なので、基本的には私が朝子どもを保育園に送って、そのタイミングで妻は仕事を開始。夕方は妻の方が早めに仕事を終えて保育園に子どもを迎えに行き、晩御飯くらいから合流します。こんな風に夫婦でそれぞれ役割分担して、仕事とプライベートを両立させています。

お互いの働き方を考慮しつつ、共にカバーし合う。
その風土が働きやすさを生む

大澤
NTTコムウェアで働いていてよかったと思うのは、男性社員が育休を取るのが当たり前の文化になっていること。ワークインライフ(※)の考え方が根付いているなと思います。例えば、子どもが風邪をひいて休んだ時に先輩に「ご迷惑をおかけして…」と謝ったら、先輩から、「全然いいんだよ。自分たちも昔、先輩たちに迷惑をかけたんだから。大澤さんが成長したらその時は後輩をカバーしてあげてくれ」と言ってもらえたのもその証。お互いの事情や働き方を考慮しつつ、みんなでカバーしていく社風があるんだなと、改めて実感して感動しました。
西田
皆さん自分の都合で出社したり、在宅勤務したりと、それぞれが自由に選択していますよね。ちなみに私は2週間前に子どもが熱を出して、先々週、週2日しか働いていないんですけど、そのことについてネガティブに捉える方はいなくて、むしろ皆さんがチャットで「どうですか?」と気遣ってくださいました。
嶋田
私も子どもの病院の付き添いでトータル2週間くらい休んでしまったことがありました。その時は「ご迷惑をおかけして申し訳なかったな」という気持ちで職場に戻ったんですが、誰からも嫌な顔ひとつされず、「お子さん治ってよかったね」と逆に労われて。本当に働きやすい職場だなと思いました。
橋田
ワークインライフの観点から言えば、休んだり、業務を中断する理由は、育児でも、他のどんな理由でもOK。そうした雰囲気も醸成されていますよね。私の上司は、業務を一旦中断して休んで、ランニングに出かけてますし。腰痛持ちの方で整体に行っている方もいます。そういう意味で、健全な制度運用がされていますね。
嶋田
確かにそうですね。在宅勤務制度が当社で始まった時に利用するのを躊躇していたら、先輩から「制度は利用しないと普及しないし定着しないから、使うべきだよ」と言われました。それで利用し始めたら、時間に余裕ができて……、あの時、先輩に背中を押してもらってよかったなと思っています。
ワークインライフと職場の風土

CHAPTER 02

働き方を支援する制度とその活用

産休・育休を経て、子育てをしながら、いきいきと働く

充実した制度と柔軟な制度運用が、
多様な働き方の実現につながる

嶋田
利用してよかったなと感じる会社の制度はたくさんあります。初めての妊娠の時は、妊娠中の女性社員の出退勤時の措置を利用し、電車が空いている時間に帰宅することができました。あと、時短勤務も4時間、5時間、6時間の3パターンから選べるのがいいですね。基本的に育休明けは4時間で復職して、子どもが成長してきたら5時間にするとか、自分のペースで柔軟に活用できます。
西田
私は子どもが1歳になるまで、1日45分の特別休暇を取得し、4時間よりさらに短く、3時間ちょっとしか働いていませんでした。今助かっているのは、7時から22時まで自分の都合で休憩時間と労働時間を柔軟に決められる分断勤務制度です。子どもが熱を出した時などは、分断勤務を利用して、職場のメンバーにチャットで業務を一旦離れることを伝えて病院に行きます。
橋田
私もほぼ毎日、子どもを保育園に迎えに行くために分断勤務制度を使っていますよ。あと、なんといってもありがたかったのは、育休が取得できたこと。私も妻も両親が遠方に住んでいて、両親からのサポートを受けられない状況だったため、自分たちでなんとかしなければならなかったので。
大澤
私も同じです。
嶋田
私は母が病気になった時に介護が理由で在宅勤務ができたことも助かりました。おかげさまで、介護が必要な日は実家で在宅勤務をすることができ、育児・介護・仕事を両立することができました。
橋田
働く場所を自分で選択できるのはいいことですよね。2022年7月からスタートしたリモートスタンダード制度もその一環。勤務場所を「社員の自宅」として、会社への通勤圏に居住する必要はないという制度で、自宅が沖縄でも北海道でもいい。出社する時は出張扱いで出張旅費が出るんです。導入間もないので利用している方はまだ少ないですが、今後利用が広がっていくと思います。

仕事とプライベートの両立への不安は、
周りの方々との協力で乗り越えられる

大澤
子どもが生まれた後、仕事とプライベートの両立ができるか不安がありました。実際、当時、仕事が忙しかったこともあり、時間の調整がしづらいことも出てきそうだったので……。でも、周りのいろんな方からのサポートを受けながら、会社のいろいろな制度を活用して工夫すればなんとかなるものです。
橋田
私も妻と一緒に子育てするとなると、不安しかありませんでした(苦笑)。しかし、何事も期限ギリギリにならないように進めるなど、仕事の基本動作を徹底することで、仕事とプライベートの両立は可能なのだなと実感しています。
西田
今も完全に不安は払拭できていません。とはいえ、仕事とプライベートの両立の仕方は人それぞれだし、自分の中でも育児と仕事の比重をその時々で変えて対応するようにしています。
嶋田
当社にはそれぞれの考えで育児と仕事の比重を変えたい時、相談できる環境がありますよね。私が最初に産休・育休を取得した当時、周りの女性社員は第一線で仕事がしたくて復職する方が多かったんです。それで私も復職後はバリバリ働きなさいと言われるのかと思って、それが不安要素でした。私はどちらかというと、仕事よりも子どもを重視したいタイプだったので。
西田
それは不安になりますね。
嶋田
ところが、復職者セミナーに参加したら、「あなたが理想とする家庭と仕事のバランスを考えましょう」という内容だったのでホッとして、私の働き方でいいのだと認められた気がしました。その後、「急に休んでも、皆さんにご迷惑をかけない仕事をしたい」と上司に相談して、実際にそういう仕事を割り当ててもらえてありがたかったです。
働き方を支援する制度とその活用

CHAPTER 03

ダイバーシティと
多様なキャリア形成

それぞれの生き方の中で自分だけのキャリアを描く

ダイバーシティへの積極的な取り組みが、社員の意識を変えていく

嶋田
私は男性が多い部署で仕事をしてきましたが、今まで働くという観点で男女の違いを感じたことはありません。それは当社が世の中の動きあったいろいろな制度を導入して、ダイバーシティを推進してきてくれたからということもあると思っています。
大澤
男性社員が育児を行うことが当たり前になってきているのも、ダイバーシティの取り組みのおかげ。研修も充実していて、社員一人ひとりの意識も高いと思います。
嶋田
一般的に「制度はあるけど使ったことがない」とか「使える環境がない」ということを耳にしますが、当社では制度ができたら利用を積極的に促進してくれる。だから気兼ねなく利用できるんですよね。
橋田
世の中の流れに沿って、企業としてダイバーシティを推進していこうというスタンスがあるのを感じます。男女の違いだけでなく、LGBTQも含めて誰もが働きやすい環境をつくっていくためには、今後もソフト・ハード両面にわたってさまざまな改革をしていく必要があるなと思います。

育児・家庭から仕事、遊びまで、人生のすべてを楽しむ生き方へ

西田
子どもを産む前までは、自分が持っている仕事は誰にも共有せず、時間をかけてでもいいものを出すという仕事のやり方でした。しかし、出産後は勤務時間が限られている中で、いかに効率的に働くかを意識するようになったし、自分1人で抱え込むのではなくみんなでいいものを出していくという仕事のやり方に。仕事の質はかえって向上したかもしれません。
嶋田
勤務時間が限られている中で、たくさんの仕事の並び替えが上手になりました。あと、育児経験がメンバーの方との接し方に活かせている気がします(笑)。
橋田
子どもは今イヤイヤ期で、どんな言い方をしても伝わらないんですが、それに比べると、仕事でのコミュニケーションって取りやすいなと思います。職場にはしっかり伝えればわかる人たちがいるから、安心して仕事に打ち込めるというのがあるかも(笑)。
大澤
自分が育児をしていることで育児をする人の気持ちがわかるようになったことや、異業種のママ友、パパ友と会話することで視野が広がったのが自分としての収穫です。今後、新規ビジネス検討やマネジメント等の業務を行う上で役に立つのではないかなと。これからも育児やプライベートから刺激を受けながら、ステップアップしていければと思っています。
橋田
今後も子どもの時間、家族の時間を大事にしていきたいです。ただ、仕事と家庭とどちらかを優先するという考え方はありません。当社はどちらも楽しみながら働くことができる会社だと思っていますから。
大澤
まさに! 私も育児、家庭、仕事、遊び、すべてをあきらめたくないし、あきらめません。実際、妻とスケジュールを共有し相談しながら飲み会や遊びなどの予定も入れて、育児以外の時間も取るようにしています。
西田
私の場合、子ども第一優先は変えられません。ただ子どもが成長していく過程の中で、自分が働いている姿を見せて子ども自身が自身の将来を描くきっかけを与えられたらと思っているので、仕事は続けていきたいです。
嶋田
私も子どもたちと対話ができる時間をつくれるような働き方をしていこうと思っています。ただ在宅勤務で時間を上手に使えるようになってきたので、想定より早い段階でもう少し仕事に比重を置けるようになるかなとは感じています。働いていてつくづく思うのは、仕事をするということは自分の存在意義を見出し、そこで自分自身の価値も実感できるということ。これから就職活動する学生の皆さんにも、育児や介護などどんな事情があっても仕事は長く続けた方がいいし、それができる当社のような会社を選んでほしいと伝えたいです。
ダイバーシティと多様なキャリア形成

・産休:出産休暇。予定日の6週間前から出産後8週間の期間内において、必要とする期間の休暇を取得することができます。

・育休:育児休職。満3歳迄の子を持つ社員は、家庭で育児に従事するために、休職することができます。

・時短勤務:小学校3年生以下の子を持つ社員は、短時間(4/5/6時間の中から選択)の勤務を行い、再び全日制勤務に復帰することができます。

※ワークインライフ:社員一人ひとりが仕事(ワーク)を人生(ライフ)の一部として捉えて、自身の働き方を自由に選択すること。

※記事内容は取材当時のものです。