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CROSS
TALK女性座談会

テレコムビジネス事業本部
SOソリューション部 担当課長
伊藤 訓子
2004年入社
工学部システムマネジメント工学科卒
システムを使って今までできなかったサービスを世の中に提供したいと思い、SIerを中心に就職活動。中でも人の魅力を感じたNTTコムウェアに入社。入社以来、開発業務に携わり、現在は課長を務める。

テレコムビジネス事業本部
アクセスソリューション部
堀内 友理
2011年入社
文化構想学部文化構想学科卒
モノづくりに携わりたくて、NTTコムウェアに入社。現在、お客様の基幹システム群を対象に、システム横断的な仕様検討などを担当。自身の推進力が問われる仕事にやりがいを感じている。

エンタープライズビジネス事業本部
金融ビジネス部
庄子 美樹
2013年入社
商学部経営学科卒
ICTを通じた社会的貢献度の高い仕事ができること、女性として働き続けられる会社であることから、NTTコムウェアに入社。現在、営業担当として新規開拓に挑み、ゼロから提案する醍醐味を実感している。

ネットワーククラウド事業本部
サービスオペレーション部
佐藤 有紀
2015年入社
政治経済学部経済学科卒
社会的信頼の厚い企業であり、責任ある仕事ができると考え入社。現在、お客様先に常駐し、ネットワークインフラ装置の保守を担当。業務の中で自身の成長を実感できることに喜びを感じている。
CHAPTER01
仕事と職場
男女の区別なく、働き成長できる環境がある
女性が増え、女性が働き続けることが当たり前の環境へ
- 堀内
- 入社後すぐに配属されたのは、数百人が関わる非常に大規模なプロジェクト。ちょうど重要なフェーズに差し掛かっていて、いろんな人が走り回っている状態で、ひっきりなしに電話がかかってきて……。その光景は新人の私には衝撃的でした。この時の職場は男性が多かったですね。
- 伊藤
- 私が最初に配属された担当も、100人くらいの職場で女性は数名の少数派。女性が働きやすい制度も今ほど充実していませんでした。入社2年目で出産することになったのですが、当時は子育てをしながら働く女性の前例があまり多くなく、上司も私をどう処遇すればいいかわからない状態(笑)。なので、上司と私と二人で一生懸命会社の制度を調べて、出産〜産休〜復職の道筋を模索しました。
- 庄子
- そうだったのですね。私は入社した時点で周りに女性の先輩がたくさんいて、しかも子育てしながら働いている方もいて、それが当たり前になっています。
- 堀内
- 私が今所属している部署は、ワーキングマザーが多くて心強いです。
- 伊藤
- この7〜8年で環境がずいぶんと変わりましたね。私も女性が子育てしながら働きやすくなったのを実感しています。
- 佐藤
- 私の部署は女性こそ少ないですが、近くに子育て中で時短勤務の方がいます。だから、自分の将来に大きな不安はありません。この働きやすい環境は、伊藤さんをはじめ、女性の先輩たちが切り開いてきてくれたものだったのですね。

男女差なく、上司や先輩に教えられ成長できる風土
- 堀内
- 私は、ICT業界は男女差がないに違いないと期待して入社して、入社後、実際に男女差を意識せずに仕事ができていて良かったなと感じています。
- 庄子
- 同感です。といいますか、むしろ女性がまだ少ないから目立って、お客様に覚えてもらいやすいというメリットも感じます。
- 佐藤
- 私の職場は親子ほど年齢の離れた方々が多くて、娘みたいに大事にしてくれて、みっちり仕事を教えていただいています(笑)。かといって窮屈さは感じなくて、働きやすいですよ。また、先輩が新入社員をマンツーマンでフォローしてくれるメンタリング制度にも助けられました。
- 堀内
- メンタリング制度はいいですよね。若手の先輩にいつでも悩みや困ったことを相談できるので、私も新入社員時代、安心して仕事に取り組むことができました。でも一方で、自分の親くらいの大先輩にも結構気軽に話しかけていましたね。大先輩方も若手から話しかけられるとすごくうれしいみたいで、いろいろ丁寧に教えていただけました。
CHAPTER02
出産・育児と仕事
充実した制度と職場の理解に支えられ、育休・育児休暇から復職
会社の制度をフルに活用し、スムーズに職場へ復帰
- 堀内
- 私は昨年、第一子を出産したのですが、妊娠中の通勤緩和措置、出産中の健康診断措置や病気休暇(つわり)などの制度が整っているので、安心して産休に入ることができました。また、復職前には会社主催の「育児休職者セミナー」に参加。そこで会社の現状や復職までにしておくべきことを教えていただけたし、同時期に復職する人たちと情報交換もでき、仕事への意欲が高まりました。
- 庄子
- 私は今年結婚したばかりでまだ子供はいませんが、とても参考になるし安心しました。伊藤さんは2回、産休〜復職を経験していますが、どのように育児と仕事を両立してきたのですか?
- 伊藤
- 基本的に朝早く起きています(笑)。最初4〜5年は5時半起床ですぐに朝ごはんをつくり、夜ごはんの下ごしらえまでして、自分の身支度をしたあと子供たちを起こす。洗濯は夜まとめてやる。最近は6時起床でも間に合うようになりました。この生活リズムを10年間続けています。実は、時短勤務は一度も経験したことがないんですよ。
- 一同
- えー!!
- 堀内
- ちょっと衝撃的です。私は昨年、第一子を出産して、今まさに子育て中で時短勤務をしています。しかも私は家事を全面的に機械に頼る方針。食洗機、ロボット掃除機、乾燥機付き洗濯機をフルに活用して、その分、自分のリラックスタイムや、子供と接する時間を増やしています。
- 伊藤
- 合理的ですね。当時はキャリアアップへの不安もあり無理をしたところもありました。今みたいに時短勤務で働いている人がたくさんいれば、私もその選択をしたと思います。
- 堀内
- 私は最初、4時間勤務、かつ、子供が1歳になるまで取得できる育児時間を活用しました。育児時間では45分の短時間休暇が取れるので、10:00から13:15分までの3時間15分勤務でした。元々は5時間勤務で復職しようと考えていたのですが、同じ部署で先に復職した先輩に、「無理しない方がいいよ」と勧められて。実際にその通りにしてみてよかったと思っています。

周りの理解とサポートのもと、第一線で活躍
- 佐藤
- 出産・復職を経て、仕事に対する姿勢に変化はありましたか?
- 伊藤
- 子供が病気になったりと、急に休むことが多くなるので、自分の仕事はオープンにして、常に周りの人たちが自分の仕事をわかっている状態に。それと、一旦引き受けた仕事ができなくなった時は事前にしっかりアラームをあげて、周りの方々に協力していただけるようにしています。
- 堀内
- 今、私の職場は出産ラッシュ。1〜2年上の同じく子育て中の先輩の背中を見ながら、一緒に頑張っているという感じです。急に休んでしまったとしても、そこはお互い様でフォローしあえて、とてもいい環境です。
- 庄子
- それはいいですね。私の部署にも、二人お子さんがいて、時短勤務で営業として働いている方がいますが、バリバリ第一線で活躍しています。時短勤務となると仕事の幅が狭まるイメージがあったのですが、全然そんなことないんですよね。
- 堀内
- でも、働き方の工夫は必要ですよ。私は時短勤務で限られた時間で成果物を出していかなければならないので、時間に対する意識がかなり強くなりました。「今日はこれを何時までに終わらせて…」「今日は誰と調整しなければ…」と通勤電車の中で1日のスケジュールを組み立てて、出社したらすぐに仕事をスタートできる状態にしています。
- 庄子
- なるほど。勉強になります。
CHAPTER03
仕事継続からキャリアアップへ
チャンスは平等。それぞれの働き方でキャリアアップ
ワークライフバランスを実現しつつ仕事を継続
- 伊藤
- 私は二人の子供を育てながら、いろいろな部署を異動し、システム開発の仕事を続けてきましたが、他の同期の社員と変わりなく、同じスピードでキャリアアップしていくことができました。NTTコムウェアは皆に機会平等で、フラットにチャンスを与えてくれる会社だなと、経験的に実感しています。
- 堀内
- 確かにそうですね。私の近くにも、時短勤務中に、昇格している方がいます。仕事が認められれば、昇格スピードは落ちないのだとわかりました。
- 伊藤
- 責任ある仕事を任されるようになると、つい、このタイミングで産休に入ってしまうと会社に迷惑をかけるし、自分のキャリアにも影響が出ると思いがち。でも、産休に入っても、自分の代わりはいるし、会社人生は長いのだから、仕事とキャリアはその後なんとでもなります。それぐらい、NTTコムウェアは度量の広い会社です。だから、あまり考えすぎず、プライベートのライフプランも大事にしてほしいです。
- 堀内
- すごく心強いです。第二子を産むタイミングと、昇格のタイミングを考えて、ちょっと悩むこともあったのですけど、あまり考えすぎないようにします。
- 佐藤
- 出産は別ですけど、育児は女性だけのものではないですよね。男女関係なく、子育てに参加できる職場環境が当たり前になるといいですよね。
- 堀内
- 私の同期の男性で育児休暇を取った人がいます。同期同士で結婚して、妻の方が先に復職して、夫の方が育児休暇を取ったんです。
- 伊藤
- その男性、私のチームの部下です。彼は、育児休暇取得後の今は極力残業をしない働き方や在宅勤務をうまく使いつつ、引き続き子育てと仕事、両軸のバランスを取る働き方をしています。これからは、それぞれの生き方や考え方に合ったワークライフバランスを実現していく時代になるだろうし、それを許容できる職場でありたいですね。

仕事もキャリアアップもプライベートも!それぞれの想いを叶える働き方へ
- 堀内
- 私は復職して1年経っていないので、子育てはまだまだ手探り状態ですが、もう一人、二人、子供が生まれたとしても、仕事に制限はつけず、ずっと働いていくつもりです(笑)。
- 伊藤
- その心意気、いいですね。NTTコムウェアでこれからやりたい仕事はありますか?
- 堀内
- 入社時から“グローバル”に興味があって、そうした仕事に携わるチャンスがあれば、ぜひ手を挙げていきたいなと思っています。
- 庄子
- 私は今、新規開拓の営業をしていますが、まだ提案段階なので、ぜひ受注につなげたいと思っています。それが直近の目標で、その先は子育てしながら、第一線で活躍している先輩方のようになっていきたいです。
- 佐藤
- 私はまだ入社3年目でそこまで先のことは考えられていませんが、仕事、プライベート、どちらも自分に足りない視点、例えば、後輩に対する先輩の視点などを養って、人間の幅を広げていきたいです。将来のロールモデルとなる先輩方がたくさんいるので、それぞれの生き方や働き方に学んで、自分に合った道を歩んでいきたいですね。
- 伊藤
- 私は最近、課長に昇格し、部下を持つ立場になりました。個人的には、ここまでキャリアアップできたことに達成感を覚えています。でも、管理職としては新米。同時期に課長に昇格した同期とディスカッションする機会があったのですが、自分の視点はまだまだ低いなと思いました。もっと会社全体、社会全体のマクロな視点から自分のチームを俯瞰した上で、自分のチームの方向性を決めていけるようになりたいですね。そして、私のチームにいたら、楽しい仕事ができるらしいよ、と思われるようなチームができたらなと考えています。
- 堀内
- 伊藤さんのような女性管理職が増えてほしいです。仕事もキャリアアップもプライベートも追求していきたい。NTTコムウェアはそれが実現できる会社なので、ぜひ、意欲溢れる女性たちに興味を持ってもらいたいですね。